弁護士も会計士もエステも諸行無常!?【エステ|コネNews041】

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今朝の横浜は雪が降っています。
関東エリア、特に東京や神奈川は雪が滅多に降らないので
なんだか嬉しく、ワクワクしてしまいますね(^_^)

先週はとてもびっくりしたことがあります。

足立区にたまに連絡をさせていただく
エステサロンオーナーさんがいます。

足立区内のスポーツクラブでエステサロン出店案件があったので
電話をしたんです。

本題の前に、オーナーさんと雑談をいろいろしました。

その中で、子供の話になり
なんとオーナーさんには大学生のお子さんが二人いるということが判明!

電話口で
「えっ!本当ですか!!!」
と心底びっくりしてしまいました。

なぜならとても若々しく、
大学生の子を持つお母さんの年齢に見えないのです。

仮に25歳で出産してたら47歳か~

ちなみに年齢は伺っていないので、
何歳かはわからないのですが…(笑)

人は見かけでは実年齢はわかりませんね。

そして人は「見た目」がとても大切だってことですね。

騙されました(笑)

先週、池袋にある税理士法人の代表者と話をしてきました。

話の中でまさに
世の中、ビジネスは「諸行無常」だな~

と感じたことがありましたので、お知らせします。

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◎諸行無常
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先週、池袋である税理士法人の方とお話をしました。
代表者で年齢は60歳代位の方です。

税理士が通常行う記帳代行や決算書作成なども当然行っていますが
経営コンサルティングに重点を置いている事務所です。
クライアント数も数百社ある規模です。

もともと税理士は昭和20年代にできた資格で
「素人には難しいから、勉強して資格を取った人に独占的に対応させる」
ためにできたものとのことです。

そのため、税理士や
一般的に士業といわれる
「弁護士」「税理士」「会計士」など
は独立しやすく将来有望な資格・職業としてのイメージがあります。

時は流れ
「平成の世」。

昭和にすると、昭和86年。

今では、超難関の弁護士資格を取得しても
「営業力」がなければ生活は出来ません。

アルバイトのほうが稼げてしまう弁護士もいるくらいです。

また就職も厳しい…。

日本弁護士連合会が昨年9月に実施した調査によると
法科大学院を経て新司法試験に昨年合格した「新64期」の司法修習生のうち、
9月時点で弁護士を希望しながら就職先が決まっていない人が

なんと 35%!

司法試験という超難関を突破しても
三人に一人は就職できないのが平成の世なんです。

まさに諸行無常ですね。

お会いした税理士法人の方は
やはり時代の流れを見ているようです。

そして、誰もが行う税務関係の事務請負から
中小零細企業を中心とした経営コンサルティングに力をいれています。

まずはクライアントの業界を調査し、

その上で、数字を掲げた販売計画、そして行動計画に落とし込みます。

そして実績を考察して再度計画を練り直し実行するということを
指導しているとのことでした。

業界的には全体の8割は旧態依然とした
事務仕事の代行をメイン継続している様です。
看板を掲げていても、実際には名ばかりの事務所も多いそうです。

代表がこんなことを言っていました。
「古屋さん、昔は税理士の仕事は腐るほどありました。
なぜなら、素人の方には難しく面倒くさく手を出しにくかった。
また、同業他社が少なく“先生”なんて呼ばれて左団扇の時代もありました。
でも、時代は変わりました。

今ではパソコンが当たり前の時代となり、
税理士にしかできなかったこともソフトがやってくれます。

また、ネットの普及で競争に晒されています。
税理士や弁護士の中でいまだにホームページすら持たない人が沢山いる。
そういう人たちは資格を持っただけでは生きていけないんですよね。」

本当にそう思います。

昔は車に乗れるのは一部の超富裕層だけだった。
今では誰でも利用しています。

今でこそ都心部では車社会ではなくなり、
免許を持っていなくても都心部なら問題ありませんが
地方で車の免許を持っていないと「なんで?大丈夫?」って感じですよね。

昔はパソコンは一部のオタクや専門職の方のツールだった。
今では使えないと仕事に支障が出る方がほとんどですね。

一昔前は「パソコン使えます!」というが武器だったりしたこともあります。
でも今「パソコンは使えますか?」なんて聞かれません。
なぜなら、車の免許と同じ感覚なんですよね。

この税理士法人の方とお話をして感じたのは
諸行無常、そして常に変わっていかなくてはいけないということ。

エステのオーナーさんでも
うまくいっている方は常に新たな試みをしています。

・フェイシャル中心のメニュー構成からボディーメニューの追加。
・オールハンド施術から機材の導入。
・紙媒体のみでの宣伝から、HPやネット対策を実施。
・顧客管理を紙管理からデータ管理へシフト。

など、例を出せばきりがありませんが、
とにかくいろいろと試され、
うまくいけばそれを生かしそしてさらにカスタマイズしてく。

士業の現状と同様に
エステ業界も去年と全く同じことをやっていると
自然と淘汰されてしまうのでしょうね。

やはり諸行無常、常に変わっていくことが大事なのではないか
と再認識させられました。

ではまた来週です。