一番メジャーなビタミンなのは
おそらくビタミンCではないでしょうか。
「レモン●個分のビタミンC配合」
「C1000●ケダ」
など、ビタミンCの商品で
あふれかえっています。
肌がきれいになりそう!?
ストレスケアに最適!?
風の予防に効果的!?
など、いろいろなイメージがあると思います。
そこでビタミンCについて
コンパクトにまとめてみました。
ビタミンCは
皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、
抗酸化作用を持つ栄養素です。
水溶性のため、摂りすぎによる過剰症の心配はないと
一般的には言われています。
ただし、薬やサプリメントなどでの過剰摂取は
胃腸への影響が報告されています。
あまりにも過剰な摂取控えたほうが無難です。
では、ビタミンCの健康効果は
どんなものがあげられるのでしょうか?
・老化や病気から体を守る効果
・美白・美肌効果
・免疫力を高める効果
・ストレスをやわらげる効果
・白内障の予防・改善効果
・貧血を予防する効果
これらの効果が期待できます。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)厚生労働省」によると
男女ともに成人のビタミンC摂取基準量は100mg/日です。
良くビタミンCの量を表すのに使われるレモンですが
生の状態の全果(種とヘタを除いた全て)で 100mg ※100gあたり
目安としては一個のレモンを丸かじりで
6,7割り食べれば100mgを摂取できる計算になります。
酸っぱいのでビタミンCの量が多いと思われるレモンですが
実はそんなに多くありません。
例えば、他の食べ物を見てみると。。。
※100gあたり
アセロラ(酸味種・生)ビタミンC 1700mg
青汁(ケール)ビタミンC 1100mg
パセリ(乾)ビタミンC 820mg
グァバ(赤肉種・生)ビタミンC 220mg
レモン(全果・生)ビタミンC 100mg
ぶた(ロースハム)ビタミンC 50mg
ぶた(ロースベーコン)ビタミンC 50mg
レモン(果汁・生)ビタミンC 50mg
アセロラがダントツですね。
レモンだと●倍というのに数を稼げるのと
酸っぱいイメージがビタミンCにあるので
含有量の表現に使われやすいのでしょう。
ぶたロースハムでレモンと同量の
ビタミンCを摂取できるのは意外性がありますね。
食材の成分含有量に詳しくない方に
話のネタとして使えそうです。
ビタミンCは健康や美容に有効な成分です。
普段の食生活で意識してみてはいかがでしょうか。