同業ライバル店の密集地での出店は逆にチャンスかもしれない

同業ライバル店の密集地での出店は逆にチャンスかもしれない

 

週末に横浜駅に行き
かなり使い込んだヴィトンのアイテムを売りさばくべく
ブランド買取店に行ってきました。

  • つまみが壊れたキーケース
  • ボストンバッグ
  • ビジネスバッグ

この3つを売ってきたのですが、
店舗によって買取価格が違がうので
相見積は必須ですね。

事前に5店舗をリストアップし
通りがかりを含めて全部で6店舗を訪問。
4店舗で査定をしてもらいました。

キーケースに値段を付けてくれたのは1店舗のみ。
まあ、ツマミが壊れているので想定内でしたが
1店舗がなんと1,000円で買い取ってくれました。

これには正直ビックリです。

それ以上にビックリしたのは
ビジネスバッグの査定価格。

なんと、、、

最安値で提示された店舗と
最高値で提示された店舗との金額は

10倍違いました。

ホント、相見積してよかったです(笑)

6店舗中4店舗で査定したのには理由があって
2店(A店・B店)は査定に1時間以上かかると言われて
待ちきれなかったんです。

そのA店とB店は同じ道路の並びにあり
距離にして約60メートル。
徒歩で一分もかからない距離です。

A店とB店で査定ができなかったので
すでに査定を終えた3店舗で
どこに何を売りに行くかを考えていると。。。

もう一店舗(C店)新しい買い取り店を発見しました。

C店は査定できなかった遠い方のA店から
84メートル(Google Map調べ)に位置します。

84メートルの間にA店・B店・C店3つの
ブランド買取店があるってことです。

自分のお店のすぐ近くに
同業他社が出店してきたら、
アナタはどんな気持ちになりますか?

例えばエステサロンを運営していて
すぐ近くに同業が出店してきた。。。

接骨院を運営していて
すぐ近くに接骨院が開院してきた。。。

あまり良い気はしないですよね。
と言うか、殆どの方は
めちゃくちゃ嫌だって思いますよね(笑)

そんな思いで
C店の査定をしてくれた担当者に聞いてみました。

「すごく近くにブランド買取店が並んでますね」

するとその担当者はこんなことを言いました。

「そうなんですよ。逆に近くに同業があるから
お客さんが流れてくるかと思いまして。」

なるほど、
確かにそういう考えもありますよね。

実際僕がC店に足を運んだのは
A店B店の査定待ち時間が長すぎるので
駅に向かう途中で発見しました。

つまり、この担当者が言うように
僕自身が流れてきた客だったんです。

どの店でも値段がつかなかったつまみの壊れたキーケースを
こちらでは1000円を付けてくれたので
とてもラッキーでした。

消費者金融では
同じビルに同業他社で埋め尽くされているのは
よく見る風景ですね。

消費者金融はイメージが悪く入居が難しいので
入居させてくれるビルオーナーに集まってくる。
ということが影響しているようです。

そして、もう一つの理由。

それは同じビルに消費者金融が集まることで
宣伝効果が生まれ資金需要者の集客につながるから
ということです。

確かに5件の消費者金融が同じビルに入居し
1日100人がそれぞれ5等分で来店すれば
1店舗あたり20人の来店になります。

でも1つのビルに1つの消費者金融が入居し
目立たなく集客が弱ければ、1日に10人の来店
なんてこともありえます。

つまり、集客が多ければライバルと客を分け合ってでも
結局は自分の店の来客が増えるってこと。

需要がある業態であれば
このようにライバルどうしで集まることは
プラスになりますね。

ある接骨院オーナーがこんな事をいっていました。

この辺は接骨院が密集しているんですよね。
だからこそ、私はこの場所で出店したいと思ったんです。

だって、チャンスじゃないですか。
お客さんのニーズがあるって証拠ですから。

戦略や自信によっては
同業ライバル店の近くに出店したり
近くに同業が出店してくることは

逆にチャンスかもしれないですね。

そんなことを感じた
横浜でのブランド品買取店行脚でした。

ブランド品を売るなら
是非、複数店での査定をオススメします!