5月17日(水)に東京ビッグサイトで開催された
ビューティーワールド ジャパン2017に行ってきました。
美容業界では一番大きな展示会で
速報によると今年は72,594人が来場したそうです。
すごい人数ですね。
同じく2月にビックサイトで開催された
健康博覧会2017の来場者数36,344人と比べると
約2倍の来場者数です。
昨年は行かなかったので
2年ぶりに行ったのですが
ちょっとおもしろい出展者がいました。
エステ業界がメインの出展者ですが
その中で美容整形外科が出展していたのです。
その美容整形外科とは
知名度の高い「湘南美容外科」です。
独自に開発した圧着ストッキングの紹介で出展していたのですが
僕が興味を引いたのはそのストッキングではなく、、、
「整形シンデレラ」という企画です。
整形をした女性が外見を変え
それと同時に内面も美しくなることを目指し
「美容整形をきっかけに外見と内面がどれだけ良くなったか」
を審査するコンテスト。
まだまだ日本では美容整形に
否定的な考えが主流でしょう。
僕も死ぬほど悩んでいるとかのレベルなら肯定的ですが
何でもかんでも整形で顔を変えちゃおう!
っていう考えは否定的とは言わないまでも大賛成ではありません。
そんな美容整形をして
外見、内面がどれだけ変わったかを
顔や自分のコンプレクスを世にさらして評価を受けるというコンテスト。
凄く勇気のいることだと思いますし
これをきっかけに外見も内面も変わって
充実した人生を遅れるのであればとても素晴らしいことです。
今までもこのようなオーディション企画は
あったのかもしれませんが
僕は初めて知りました。
湘南美容外科のブースでは
実際に第二回の準グランプリに選ばれた女性が
圧着ストッキングのチラシを配布していました。
スゴイな!
って思いませんか?
人目を気にしている(自分の顔を変えたい)のに
人目を気にしない(整形したことを堂々と開示する)。
人目を気にしているというよりは
自分自身で自分の顔を気に入るように変えたい
という感じなのかもしれません。
エステ業界はメスを入れる事無く
きれいになることを目的としています。
美容整形はドクターが
メスを使ったり、注射器を使ったりすることも含めて
綺麗にすること目指します。
美容整形がこれからますます一般化することで
エステサロンのお客さんが
どんどん減っていくことも考えられます。
実際に脱毛などはクリニック系が
どんどん進出していますね。
例えばこんな感じ→https://goo.gl/6f1aNh
普通の皮膚科でも
シミ取りの宣伝をしています。
現在、足にイボができてしまい皮膚科に通っているのですが
そこでもモニタでシミ取りの宣伝をしています。
特別美容系に特化したような皮膚科ではなく
子供や高齢者がたくさん通院しているような
普通の地元の皮膚科でもです。
■1
年々、美しくなるための手段としての
美容整形が肯定的に考えられるようになる。
■2
医療機関がどんどん
エステ業界に進出してくる。
つまり、これからますます
エステ業界で生き残ることは
大変になる可能性があるということです。
同業他社との戦いのみならず
医療業界とも戦わなくてはならない。。。
これからは今よりももっと
そのような時代になることを思い知らされた
湘南美容外科の出展でした。
5年後のビューティーワールドジャパンの出展者の
半分が医療業界関連業者になってるなんてことも
あるかもしれませんね。