河本氏の生活保護受給問題と活字の怖さ【エステ|コネNews054】

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先週もっとも話題になったのは、
お笑い芸人次長課長の河本氏の生活保護受給問題ではないでしょうか。

僕も非常に興味深く、ユーチューブで記者会見を見ました。

賛否はいろいろあるかと思いますが、
ここから派生した、ちょっとしたアクシデントが起きております。

そこで感じたのは
「活字は怖い!」
ということです…。

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◎活字は怖い…!
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河本氏の生活保護受給問題から派生して

同じくお笑い芸人のブラックマヨネーズ吉田氏がネット住民に攻撃されています。

事の発端は以下の通り。

吉田氏がTwitter上で河本氏の一連の騒動に触れ、
正義が悪を挫く勧善懲悪は嫌いだとツイート。
いじめられている奴の話にも少しは耳を傾けるべきでは
と一石を投じたことに始まりました。

波紋はすぐに拡がりました。
「世の中には生活保護を打ち切られ餓死した人もいるんだぞ!」

と、痩せこけた男性が床に突っ伏した関連画像を添付したリツイートを投稿。
これに対して吉田は以下のようなツイートで反論。

このての人(※あくまで愛の無い物言いに対するコメントをした
人たちのことを指しているようです)って、
なぜこんな物言いしかできひんのやろ。
でもおかげで普通の人に感謝できる。
ありがとう、食物連鎖の一番下の人♪
頑張れよ、食物連鎖の一番下の人!

「食物連鎖の一番下の人」という強烈なフレーズが
ネット住民に逆鱗に触れ、大炎上しているということです。

その後吉田氏は
ついつい強い言葉で応戦してしまったことを反省の弁を口にしたそうです。

ざっとこんな出来事があったのですが、
活字は物凄い力を持っているっていうことを痛感させられた出来事でした。
そして、使いこなすのが難しいなあ~と。

「食物連鎖の一番下の人」という同じコメントを
テレビでいっていたらまた全然違ったのではないかと思います。
身振り手振り表情を見ることができるからです。
※編集による加工がない前提での話しです。

人間同士がコミュニケーションを取る際に
おもな手段は次の3つではないでしょうか。

1.メール(活字)
2.電話(声)
3.会話(直接会って話す)

それぞれ、TPOに合わせて使い分けることで
円滑なコミュニケーションが図れると思います。

それぞれにメリットデメリットがあり、
また人それぞれ得手不得手、好き嫌いがあります。

「活字」の特徴としては
1.記録に残る(メール・SNS・手紙など)
2.活字リテラシーの差による誤解(例えば、月に1冊読書する人と年間数百冊読書する人の差)

があるのではないかと思います。

例えば
「勉強してよ~」
っていう言葉には2つの意味があります。

関東人からすれば
娘に強くものが言えない弱いパパ(T_T)が
学校の勉強をしない娘に「勉強してよ~」っていう場面で使います(笑)

でも
関西エリアでは
上記の使い方も当然ありますが、
商売で買い手が売り手に
「社長、これも買うからもう少し勉強してよ~」というシーンで使います。
つまり、「値引き」を意味します。
※関西エリアの方、私生粋の関東人の為、誤りがあったら教えてください。

2で紹介した活字リテラシーの差による誤解とは
語彙をどれだけ知っているかや、行間を読むことができるかということが
とても影響するのでは無いかと思います。

ということで、
読書・執筆・メール・手紙などで活字リテラシーを高めつつ、
活字の力を認識し、生活に生かしていくことが大切ですね(^_^)

活字の力を良い意味で生かしているサロンさんがあります。

これからオープンを迎えるエステサロンさんの
リーフレットを作成しているのですが、
コピーが面白い!

A4三つ折り、両面のリーフレットで
折りたたんだ際に表面に見えるところ(表紙)にコピーが書いてあります。

「えっ! ポッコリがスッキリ??」
面白くないですか?

仕事柄全国各地のエステサロンさんの
リーフレットやチラシをコレクションしています。

傾向としては大半がメニューをきれいにまとめたもので、
表紙には店名と「あなたを美しくする」等のどのサロンさんでも
使うコピーを載せているものが大半です。

表現の微調整はさせていただきましたが、
ポッコリ(お腹のポッコリを想起させます。)や
すっきり(滞っていたものが出ていくイメージ)の
原案を頂いたのはオーナーさんでした。

こちらのオーナーさんは
10年以上エステサロンを経営していて、この度二店舗目を出店。
キャリア、実力のある方だからこそのアイデアかも知れません。

当初の打合せでは
「いかに中面を見てもらえるかが大切」
という主旨の意見を頂きました。

デビュー間もないサロンさんは
パッと見の美しさに注力しがちです。

でもこのオーナーさんはさすがです。
まずは目に留まり、そして中を呼んでもらい興味を持ってもらってなんぼ。
という広告の基本を理解されていました。

さすが(^_^)/

なかなか一人で考えていると当たり障りないものになってしまいますが

リーフレットでもディスカッションをしながら作っていくと
とてもパンチのあるコピーが生まれるものですね。

「えっ! ポッコリがスッキリ??」
という活字を載せたリーフレットを集客ツールの一つとしてご利用いただきます。

どんな反応になるか楽しみです。

ということで、活字はとても怖いものではありますが

有効活用すればサロン繁栄の
重要なファクターになるのではないでしょうか(^_^)/