スタッフの顔色を伺って過ごしてますか?
ていっても、
スタッフにビクビクしながら
「何かオーナー(社長・上司)としてナメられてないかな」
なんて心理でスタッフの顔色を伺うっていう意味じゃないですよ^^
先日、とても関心させられるメールを頂きました。
スタッフさんの変化をちゃんと見ているんだなー
って感じさせていただいたメールを頂いたんです。
内容はこちらです。
※重要な情報が含まれているので結構〇が多くてすみません。
※一部〇で文字を消していますが、原文のままです。
古屋様
昨日はありがとうございました。
議事録もありがとうございます。古屋さんがお帰りになった後、早速、〇〇〇〇〇に打ち合わせ希望のメールをしま
した。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、
明日14日の17時? 承諾をいただけました。
〇〇〇〇〇の企画書がどの程度進んでいるのか興味深々です(ー ー;)古屋さんには、常に色々と考えていただき本当に感謝しております。
〇〇〇〇(お店)は確実に進化していますね。
〇〇(スタッフ)の営業に対する考えは格段に進化しています。
それと同時に〇〇(スタッフ)の表情というか肌ツヤが〇〇〇〇〇〇(お店)時代とは違う事に私は気が
つきました。
充実感に満ちた雰囲気になってきているのです。これは大変な変化です。営業を取
れる自信が充実感として顔のハリツヤに現れているのです。
今まで「夢」を見られなかった人間が夢を抱けるようになってきているのだと思い
ました。
私が、ふと感じたことです。古屋さんのお力は凄いですね(^_^)
〇〇〇〇(お店) 〇〇(オーナー)
これはコンサルをさせていただいた日の
翌日に頂いたものです。
議事録をメールした後に頂いた
お礼メールです。
このメールの構成はこんな感じです。
- お礼
- 活動報告
- 感謝
- 気付き
- 賞賛
一見、さらった書いたと思われるかもしれませんが
メールの構成を分析してみるととてもうまいですよね。
というのが
読み手に内容がわかりやすいのと
読み手が嬉しくなちゃう内容を書いてくれているということ。
うまいメールだな~
って思っちゃいますよね。
それと併せて感じたのは
やっぱりスタッフをよく観察しているな~
ってとこですよね。
肌ツヤが以前とは変わって良くなってる。
その理由を「自信」や「夢を描けるようになった」ことによって
変化したのではないかと気付いたってことですよね。
それに対して僕が返信したメールがこちらです。
○○(オーナー)様
お疲れ様です、古屋です。諸々、早速対応されたんですね、
早い動きでさすがですね。こちらこそいつも○○(オーナー)さんにきつい事ばっかり言っているのに
お褒めの言葉をいただけて嬉しい限りです。本当に○○○○(お店)は進化していますよ。
もちろん○○(スタッフ)さんの営業力アップは凄いですけど
数字などに表れないところで
○○(オーナー)さんの力があってこその発展です。○○(スタッフ)さんが会うたびに力強くなっているのは感じていましたが
「顔のハリツヤ」がよくなっているところまでは見抜けなかったですね。凄い観察力ですね^^
みんな持ちつ持たれつの関係なので
チームとして補完し合って盛り上げていきましょう!以上、よろしくお願いします。
このメールにもあるように
僕は結構○○さんには会うたびにキツイこと言ってるんです。
コンサルをさせてもらってる方からは
「そうそう」って声が聞こえてきそうですが
本当に結構キツイ内容を言っています。
熱くなって話し方も結構キツイと思います。
でも、サロンさんにヨイショして気持ちよくなってもらって
お金をいただくのが僕の仕事ではなく、
仮に落ち込ませたり、苛つかせたりしたとしても
サロンさんの課題をクリアすること(売上アップ・集客・組織の強化などなど)
がミッションですので^^
ですので、
いっつもきつく言ってるのに
お褒めの言葉なんかいただけちゃうと嬉しくなっちゃいますよね。
いろんなオーナーさんがいらっしゃいますが
結構人を褒めることができないオーナーさんっているんです。
あるオーナーさんには話したことがありますが
日本の教育って減点することが基本なんですよね。
100点満点中、何点減点しない事ができるか。
人付き合いでも
相手の悪いところを探すのはみんな得意中の得意なんですよね。
自分のことは棚に上げといて^^
でも良い所を見つけるのは意外に難しい。
だから、単純に「人を褒める」癖さえつけちゃえば
嫌でも人のいいところを探すので、お勧めです。
東北のサロンさんでやったことがあるんですが
スタッフ全員で一人1つずつ
対象の人を褒めるってことをやったことがあります。
その時は20人位いたのですが
Aさんに対して残りの19人がAさんの良い所を褒めるんです。
すると、、、
19個の内容で人から褒めてもらうことができるんです。
褒める側で考えると
19人に対して、それぞれ良い所を見つけて褒めるんです。
褒められるときは
自分で認識していなかった「自分の魅力」を知ることができるし
何よりもうれしいので自信が出ます。
褒めるときは
他の人が言った内容と違う切り口で褒めようとするので
脳みそをフル回転でいいところを探そうとします。
だって、隣の人が言ったことを「私も同じです」なんて言えば
本気で考えていない、本気で思っていないってことがバレバレですからね。
このように褒めることはとても大切なんですが
殆どの人は褒めることが苦手なんです。
だからオーナーさんは褒め上手になるだけで
スタッフとの関係や取引先の人との関係が良好になります。
逆もしかりで
相手のミスを執拗に攻め立てたり、褒めることをしないと
関係は良くなるはずもありません。
今回頂いたメールを見て
やっぱりこの人はできた人だな~
っておもちゃいましたね^^
普段キツイこと言われている人に対して
感謝や褒めることができる。
スタッフさんの小さな変化を見逃さない。
「感謝」「褒める」「観察」
改めて意識させられました。
あなたは
- お客さんやスタッフや取引先の方に「感謝」してますか?
- お客さんやスタッフや取引先の方を「褒め」てますか?
- お客さんやスタッフや取引先の方の小さな変化を「観察」していますか?
僕が○○さんから頂いた
たった一通のメールから
学ぶべきことが山ほどありました。
○○さん、ありがとうございました。
そして今後共よろしくお願いします!
読んでくださってるオーナー様も
是非ご参考にしてくださいね。