エステサロンの勧誘に関する現状について
エステサロンに興味があるけど、
契約を勧められて断れなかったらどうしよう・・・
って言う方向けの記事です。
最近のエステサロンでは十数年前のように
契約するまで返してくれない、なんて店は
めったに存在しません。
エステサロンはお客様にキレイになってもらうために
色々と提案をしてくれます。
ただ一方で
サロン側がお客さんに不要なものだったり
希望していないメニューや商品を提案されると
押し売りと感じてしまうこともあります。
そんな時にどのようにお断りをすれば良いのか?
こんなお悩みを抱える
エステビギナーの女性は多いです。
私は、エステサロンさんに
売上アップや集客などのコンサルティングをしています。
だから多くのサロンさんが
お客様のために一生懸命だということは
強く感じています。
そして常にサロンさんに言っているのは
「お客様のために最善のエステを提案する」ということです。
でも、その一生懸命がお客さんに響かないと
勧誘をされた、断りたい、と思うことも
あると思います。
そんな方のために
断り方のトップ10を考えてみました。
どうしても断りたい場合や
サロンに行くのが初めてで怖いという方は
是非参考にして頂ければと思います。
もちろんこのサロンでこのメニューを契約したい!
と思われた場合には、自分のフィーリングを信じて
一歩を踏み出してみてくださいね。
1.その場で即決契約しない
エステサロンに行ってみて
こんなことを思う方が非常に多いです。
「なんて素晴らしい施術なんだろ。早く契約したい!」
「今日契約すると多くの特典が受けられるから、即決しちゃおうかしら」
「このエステシャン、凄く即決契約を勧めてきて断れないなぁ~」
施術を受けて、前向きに契約をしたくなった場合であればまだいいですが
後ろ向きで契約をしたくもないのに断れないという理由で即決契約するのは
絶対に辞めたほうがいいですよね。
契約に対して前向きでも後ろ向きでも
出来る限り即決での契約は控えることをオススメします。
ではなぜ即決しないことを勧めるかというと
2つの理由があります。
1.体験施術後は気持ちが高ぶっている
今までエステの経験がない人ほど
初めて施術を受けると気持ちが高ぶります。
どんなことでもそうですが
気持ちが高まっていると冷静な判断をしにくいという傾向があります。
もちろん勢いも大切ですので
直感で決めることもひとつの方法ですが
できれば冷静になっても意志が揺らいでいないかを確かめてみてください。
2.他のサロンと比較検討した方がいい
ご自宅の近くや通勤・通学などの御自身の活動エリアの中で
2.3サロンを比較したのであれば良いのですが
1サロンのみでサロンを選定するのはあまりお勧めできません。
というのは、比較して初めて
自分の希望が整理され、どのサロンが自分にあっているかを
知ることができるからです。
例えば3つのサロンに行くと
3人のエステシャンから色々な質問を受けます。
そこで毎回自分の思いを伝えることで、
自分の気持ちを整理できたり新発見できたりします。
サロンの技術力、機械品質、金額、期間なども
比較するとそれぞれのメリット・デメリットが浮き彫りになります。
もちろん直感で決めることも大切ですが
一サロン目でピンと来ないようであれば
3サロンを比較して最良のパートナーを見つけてみてはいかがでしょうか?
断りたいときには
「あまりにも施術が良くて今気持ちが高まってるので、家に帰って冷静になってから連絡します。」
「3つのサロンを比較検討の上、決めようと思っています。候補サロンの体験が終わってお願いする際にご連絡させてください。」
このような感じでお伝えしてみてください。
2.お金(予算)がないと伝える
契約をしたくない場合には
お金が無いというのは有効です。
特に学生さんや専業主婦などは
実際に予算が無いケースが多いからです。
そこでエステシャンから言われることが
「ローンやカードでの分割払いや支払いも可能」
ここで本当にお金がなく断りたいのでば
きっぱりとこう言いましょう。
「私は現金主義なんです」もしくは
「クレジットカード持ってないんです」
本当にお金がなく、工面する気もないことが伝われば
それ以上、本契約を勧めてくることはあまりありませんよ。
3.体験前に他の予定を伝える
なかなか自分から「帰ります」と切り出せない方におすすめなのが
体験エステの受付時に、帰りの時間を伝えることです。
体験コースの時間は予めわかっていると思うので
いたずらに長時間の拘束を受けると、時間がもったいないですからね。
もしももっと話を聞きたいと思い
事前に伝えた時間をオーバーしそうであれば
メールするふりをして、時間を確保すれば大丈夫です。
そもそも体験エステは良ければ通う前提で受けますが
「ここには通わないな」って体験後に思っても
なかなかすぐに帰りにくいこともあります。
そんなことを未然に防ぐために
予定を伝える(退出時間を伝える)っていうのは
とてもよい方法ですよね。
4.他のサロンと比較したい
これは断り文句というよりも
実際に他のサロンと比較した方良いということでもあります。
自分の活動エリアにエステサロンが一件しかないのであれ
話は別ですが、そうでなければ
3件程度は比較したほうがいいですよね。
だから、契約の決断を迫られた時には
「他のサロンさんと比較したいのです」
とはっきりと言えばOK。
その時にはエステシャンから
「確かに比較検討は大切ですよね。比較されてうちはいかがですか?」
などのように、間髪入れずに会話を繋げてくる
やりてのエステシャンもいます。
そのような方にあたった場合には
「まだこれから他サロンさんに行くので、それから比較します。」
と伝えればよいでしょう。
断り文句としてだけではなく
本当に比較検討することをオススメします。
5.旦那(主人)に確認が必要
専業主婦であれば
「主人に相談して決めます」
と伝えるのは効果的です。
実際に主人の許可を得ないと契約できない
専業主婦の方も多いものです。
でも、以外なことに
結構専業主婦でも実際は主人に内緒で契約していることが多いです。
ですので、
その辺りの話をエステシャンがしてくることもあります。
「専業主婦のお客様は結構ご主人様に内緒で通われる方が多いのですが
●●様も御自身で決められるんですか?」
などと先手をうてくることもあります。
その時でも冷静に
「主人の許可が必要なんです」と
きっぱり伝えましょう。
逆に嘘をついて、本当は主人の許可な不要なのに
この断り文句を使うと、ボロが出ますので
本当のことを話しましょうね^^
6.家族と相談して決める
二十代前半の学生さんや
就職後間もない実家ぐらしの女性は
「家族(親・兄弟)に相談して決めます」
というのは効果的です。
ただ、次のような切り返しトークが
返ってくる可能性があります。
「御自身のお身体のことですので、御自身で決められたらいかがですか?」
「●●様御自身は、どのようにお考えですか?」
ですので、
本当に家族に相談する気がない場合には
この断り文句はあまりお勧めできません。
会話はキャッチボールするうちに
話の真偽はだいたいわかってしまいますからね。
7.施術や機械が合わなかった
この断り文句は
かなり強いものがあります。
なぜなら、エステサロンのメイン商品である
施術と機械があわないということは
あなたのお店に私は合わないと言っていることですので。
ですので、
本当に施術や機械が自分に合わなかったのであれば
はっきりというべきです。
そうでないと、押しに弱い方は
自分に合わないお店に通わなければならなくなってしまいます。
エステがとても気に入って
諸事情で決めきれない時にエステシャンに肩を押してもらった場合はいいですが
気に入っていないのに通わなくてはならないのは
本当に地獄ですからね。
自分に合わなければ
きっぱりとそのことを伝えましょう!
8.数日間身体の様子を見てみます
実際に施術にある程度の手応えを感じていて
決めきれない時には、このフレーズはいいですよね。
数日間、身体の状態を観察し
自分が納得行くかどうかが大切。
まれですが、
肌の赤みが全然引かなかったり
施術後はサイズダウンしたのに数時間後にはすぐに戻ったり
なんてこともありますからね。
あくまでもエステサロンに通うかどうかを決めるのは
体験者さん御自身です。
それを決めるために
エステシャンが様々なご提案をしてくれる
っていう認識が大切です。
9.友人のエステシャンに相談します
これを言われると結構、エステシャンがは凹みます。
内心「だったらはじめから友達の店に行ってよ~」
って感じです。
これを言われたエステシャンは
「どちらのお店なんですか?」
と聞いてくることが多いです。
その時は、
「友達のことなのでそれは言えないんですよ~」
って濁しておけば大丈夫です。
どちらかと言うと
口からでまかせの断り文句です。
実際のところ、友人にエステシャンがいた場合には
さらっと話を聞く程度にしておいたほうが良いですね。
なぜなら、サロンとの相性は人それぞれですので
友人のエステシャンが言ったことが
最も正しいということではありませんので。
10.クーリングオフの説明を受ける
お客さん側からクーリングオフの説明を求めると
エステシャンはどう思うと思いますか?
「この人、詳しいな」
って思いますよね。
エステシャンにとって詳しいお客さんは
面倒くさいお客さんと考えがちです。
することなす事色々と指摘してくる可能性があるからです。
ですので、
めんどくさそうなお客さんを演出するという意味では
クーリングオフの説明を自ら確認するのは有効です。
それに、実際に消費者として自分をまもる知識にもなりますし
エステシャンの知識レベルを確認することにもなりますからね。
まとめ
多くの小規模エステサロンは
オーナーがエステが大好きだったり、
お客さんがキレイになっていくことが喜びだったりします。
でも、お客さん本人が
「あまり気に入らなかったけど断りづらくて契約しちゃった。。。」
というのはお客さんに取ってもサロンにとっても良いことではありません。
そんなミスマッチが無いように
今回は断り文句の事例を10あげてみました。
冒頭でもお伝えしましたが
このサロンでこのメニューを契約したい!
と思われた場合には、自分のフィーリングを信じて