お疲れ様です、
コネクションズの古屋です。
最近、大阪方面に
仕事で行く機会が増えています。
先日新幹線に乗っていて
思うことが有りました。。。
新幹線での微笑ましいアナウンス
移動の時は新幹線に乗るのですが
先日、電車内でこんなアナウンスが有りました。
現在、進行方向右手に富士山が見えております。
美しいこの景観をしばしお楽しみください。
こんな様なことをアナウンスしてくれるんですよね。
東京~名古屋間を走る新幹線を乗られた方は
聞いたことがあると思います。
実際綺麗に見えるので
車内では撮影される方がちらほらいらっしゃいました。
そしてもう一つ。
東京から名古屋の区間の
チケットが落ちていました。お心当たりのお客様は
乗務員にお声がけください。
誰かチケット落としたんだ~
って軽く聞いていたのですが
そのアナウンスから30分後くらいに
こんなアナウンスが流れました。
お休みのところ失礼致します。
先ほどアナウンスいたしました東京名古屋間のチケットを
お預かりしていた件ですが、
持ち主の方が見つかりました。お休みのところ失礼いたしました。
気遣いが有りますよね。
お休みのところすみません。
って言うのは寝てる方も多くいるので
起こしちゃったらごめんねっていうお断り。
チケットの持ち主が見つかりました
っていうのは、皆さんにお尋ねして
気になってる方もいるかもしれないから
伝えとくね。見つかったよ。
そんな感じでしょうか。
持ち主さん、チケット見つかってよかったね。
ってほほえましい気分になった出来事でした。
日本のおもてなしや接遇は過剰?
日本はおもてなしとか接遇とかの
レベルが高いことで有名な国です。
ですので、こんな新幹線内のアナウンス一つとっても
当たり前になってますが、よく考えれば丁寧ですよね。
サロンさんの現場では
接遇とか結構厳しいですか?
マナー講師に研修を受けたりする
サロンさんも結構有りますよね。
それはそれで素晴らしいことだと思うんですが
1人だったり、5人位までの小さいサロンであれば
オーナーのやりたい雰囲気でやったらいいと思うんですよね。
エステサロンの接遇は
こうあるべきだ、とかに縛られないで。
というのが、僕の持論です。
なぜなら丁寧に接すれば接しただけ
顧客満足が上がり売上が上がる
というわけではないからなんです。
例えば新規のお客様に最初のカウンセリングをする際に
大きく分けると3つの対応スタイルが有ります。
1.平身低頭スタイル
お客様の前で腰を落として、片膝を床につける。
話し方は主に●●様。
2.フラットスタイル
お客様と同じ目線で椅子に座り、
あまりかしこまらずに接する。
話し方は基本的には●●さん、相手により●●様で呼ぶ。
3.先生スタイル
お客様と同じ目線で椅子に座り、
やや背もたれにもたれかかる。
そして足を組む。
話し方は●●さん。
あまり意識されていなかった方は
大手サロンや個人サロンで
体験コースやキャンペーンコースを受けてみるといいですよ。
店によって全然異なりますので。
僕自信もメンズエステの体験や
クリニックの体験などに言ったことが有ります。
それぞれ対応の仕方に違いがありますし
営業の強度や服装、メイクの派手さ加減なども
全然違いますからね。
メンズエステをしているお店は
特にクリニック系の雰囲気を知っていおくと
良いと思いますよ。
というのが男性は女性よりもロジックで考えたり
スペックでの比較や評価をする傾向に有ります。
僕も実際そうですし。。。
なのでご主人さんやお付き合いしている人などに頼んで
リサーチをしてもらうと良いですよ。
ちなみにリサーチした2つのクリニックは
「えっ、これがクリニックなの?」って
印象を受けましたね。
脱毛の無料カウンセリングで伺ったのですが
対応される方はいずれも20代前半の女性。
藤田ニコルとまでは行かないものの
かなり化粧は濃厚で医療現場という印象は受けません。
話を聞いてみると一方のクリニックは
担当者が看護師ではなく営業担当的な立場の方でした。
ですので、質問をすると
「ちょっと待っててください」
といってすぐにバックヤードに行ってドクターに確認してきます。
本当に知識が無くてびっくりします。
もう一つのクリニックは
看護師だったかどうかはわかりませんが
やっぱり化粧がきつかったですね。
もちろん美容整形とかであれば
最初からドクターが出てくるんだと思います。
でも脱毛レベルの施術であれば
おそらく最初のヒアリングは
ドクターや看護師の仕事ではなく
施術を受けると決めたらドクターの登場なんでしょう。
ある意味国家資格を持っているクリニックですら
接遇やおもてなしが過剰どころの話ではなく
こんな接客レベルなんです。
結局どんな接客スタイルが良いのか?
もし御自身の接客スタイルを無理してやっているのなら
自分がストレスがたまらないスタイルを選んだ方が良いと思います。
例えば平身低頭スタイルでお客様に最高の接遇をしようと思っても
お客様に体勢的に見下されたり、服従した感じが嫌なのであれば
ストレスためてまでする必要はないですよね。
逆に、私は専門家だから!
って若いエステシャンが先生スタイルで接しても
背伸びしてる感が出ちゃいますし、本人もしっくり行かないですよね。
せっかく御自身のお店を開業されてるわけですので
お客さんのウケや他サロンの常識などに過敏になりすぎず
御自身のスタイルでお客さんと接してみてはいかがでしょうか?
厳し過ぎる日本の接遇マナーに押しつぶされる前に
接客に疲れたりストレスがあるようでしたら
接客スタイルを見つめなおして頂ければと思います。