クレーム対応には多勢に無勢が効く?【エステ|コネNews044】

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今週はエステティックサロンで必ずおこる

「企業との交渉」
「お客様のクレーム対応」

などの踏ん張り時に役に立つ方法をお知らせします!

対企業との交渉、例えば化粧品等のメーカーとの交渉でこんなことはありませんか?
・仕入れたい商品をできるだけ安い掛け率にしたい。
・仕入れの最少ロット数を少なくし、不良在庫が発生させないようにしたい。
・サンプルを可能な限り無料で入手したい
・販促ツールを可能な限り無料で入手したい
などなど

では、オーナーさんは上記の思惑を実現するために
どんな戦略を取りますか?

もちろん、交渉術に長けていればいるほど
自分のしたいとおりに人を動かせる可能性が高くなります。

そのためには、
心理学を学び、
ロジカルな話の組み立てから
相手に情緒的判断を促す人間関係の構築など
一朝一夕で習得できることではありません。

物理的に可能であればすぐにできる方法があります。

勝負交渉やクレーム対応にも効果てき面。

その方法とは???

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◎時には多勢に無勢で行こう!
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「多勢に無勢」
という言葉は誰でも知っていることわざですね。

意味は
「相手が多人数なのに対して少人数なので、勝ち目がないこと。」

すなわち
「多人数は少人数に勝つ」

ということですね。

一概には言えませんが、昔からの誰もが知る教えですね。

部下を何人かつれて交渉の場につくだけで
「仕事ができる」
「リーダーシップがある」
とアピールできます。

何故か?

人は相手を評価する際に

「数」イコール「力」

と考えるからです。

実は心理学的にも証明がされています。

ある外国の大学が52名の大学生を対象に
次のような模擬面接の実験を行いました。
(設定)
被験者=人事担当者役
模擬面接=コピーライターとして応募してきた人を評価する。

応募者は
自分の優秀さを示す推薦状が1通の応募者と
2通の応募者について評価をさせる。

さて、その結果は…

「適正」
「正直さ」
「チーム精神」

などの評価項目で
推薦状を2通持っていた応募者のほうが高く評価された。

つまり
人事担当者役の被験者は
推薦状の中身ではなく

「推薦状の数」で評価を下していたのです。

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冒頭にも触れましたが

「企業との交渉」
「お客様のクレーム対応」

など、踏ん張る場面が必ずあります。

「企業との交渉」は
利益率のアップ、メニューの充実、
サロンブランドの向上など
さまざまなメリットがあります。

「お客様のクレーム対応」は
お店の信用を失いかねない重要なものです。
接客や施術、金額などクレームの種は多岐にわたりますが
怖がってばかりいると何もできません。
適切にお客様に対応をすることで、
クレーム客から固定客に変わることも珍しくありません。

では、交渉を有利に進められるすぐにできる方法。

それは複数人で対応するということです。
18歳の入社間もない女の子でもかまいません。

個人オーナーであれば、
お付き合いのある会社の方に同席していただき、
「パートナー企業の方です」と紹介し、
ただその場にいていただくだけでOK。

人数が力強さを生み、そして説得効果も高まります。

数は力なり。
時には多勢に無勢で行きましょう(^_^)/