掃除をすると偏差値が上がる?切り口で勝負!【エステ|コネNews079】

掃除をすると偏差値が上がる?切り口で勝負!【エステ|コネNews079】

「便利屋(何でも屋)」って知ってますか?

草刈りしたり、大掃除したり、ペットのお散歩したり、
パソコンの設定をしたり、葬式に参列したり、行列待ちしたり・・・

その名の通り何でもお手伝いする、便利な存在。

実は便利屋を運営する方から面白い情報を得たので
シェアします。

違う業界から得られることは
取り入れれば、エステ業界で最先端のビジネス手法に

なるかもしれませんよ!


便利屋というと
オーソドックスな仕事というと、
大掃除 ですね。

ではオーナーさんが大掃除の仕事を取ろうとしたときに
チラシをまくとします

どんなタイミングでどんな切り口の内容で
チラシを作りチラシをまきますか?

・ ・ ・

模範解答は、
年度末の引っ越しシーズン前や
新たな気持ちで新年を迎えるために
年末なども考えられますね。

僕もぱっと浮かんだのはこのタイミングでした(~_~;)

ただ、この便利屋オーナーさんは
こういいました。

「受験シーズンです。」

えっ?

何の関係が?

と思ったんですけど、話しを聞いてみるとなるほどーって感じです。

受験シーズンというと一月二月ころかな~、って感じですが
実は年がら年中受験シーズンですよね。

例えば大学受験でいえば
高3で志望校に合格できず、浪人することになったとすると、
4月から受験勉強の開始です。

つまりこの人にとっては受験シーズンの到来。

夏休みは、あらゆる学生が学校や予備校でこういわれます。
「夏を制する者は受験を制す」
学生時代を思い出しました?(笑)

ということは夏休みはほとんどの学生にとって
受験シーズン。

受験と言えば、学校だけではなく
「資格」も当てはまりますね。

資格の試験は何かしら毎月やっています。

つまり、
日本はいつでも受験シーズンということです。

で、この便利屋さんは受験シーズンにどんな切り口のチラシを作るのか?

ヒントは大掃除の仕事を取る切り口です。

わかりましたか?

答えは、
「掃除をすると偏差値が上がる」と訴求するのです。

部屋や庭など、たまに話題になるごみ屋敷のような環境では
勉強どころではないですよね。

そんな家はほとんどないでしょうが
受験生を持つ親の気持ちとしては
「偏差値アップ」や「勉強できる環境づくり」等は
心に突き刺さるフレーズですよね。

当然、大掃除=偏差値upには必ずしもつながりませんが

そんなキャッチフレーズがある便利屋さんを見ると
チラシをとりあえず読んじゃいますよね。

これは明らかに戦略です。

よくよく聞いてみると
ダスキンのような大手も便利屋がやる様なビジネスに参入してきたとのこと。

当然資本力が違うので、
宣伝告知のボリュームがまるで違います。

大手は正攻法で、「大掃除します」
でいいかもしれません。

でも中小零細企業・個人事業主はそうはいきません。

ひねりが必要です。


 

なんか、大手のエステサロンと街の個人サロンとの関係に似てませんか?

大手のサロンは本当によくチラシがポストに入ってきますよね。

TBCが一時期、山手線の車内広告で
AKBのあっちゃん(当時)と大島優子とチャングンソクが
露出されまくってましたよね。

たぶん山手線を利用していた方は記憶にあるのでは?

ちなみにTBCはこういうキャンペーンで
集客を図っています↓

実際にTBCのおトクな脱毛体験★をしてみるとお客さんの立場でいろいろな発見ができ
売上アップにつながるのでいいと思いますよ。

最近でいうと
藤原紀香のミスパリやメンズのキムタクが起用されているダンディハウスも
山手線のかなりの駅でホーム向かいにある看板で宣伝しています。

キムタクはいくつになっても男前だな~、
何て思いながら、一体いくら宣伝に使ってるんだ???
とよく考えます。

これが大手です。

便利屋でいうとダスキンです。

この対比でいうと
街のサロンさんは便利屋と同じ立場
つまり、ひねりがないとお客さんを取れないってことですね。

この便利屋さんは面白いことに
チラシをポスティングする際にひねった入れ方をするんです。

筒状に“丸めて”入れるんです。

正直僕は今まで、丸めてポストに入れられたチラシを見たことがありません。

ということは、大半の方がそうなのではないでしょうか?

ということは、

「中身が気になる。」

作戦成功ですね。
これで中身を読まれる確率が一気に上がります。

隣のサロンさんとの差別化はもちろんですが
大手とも戦っているということを再認識するのもいいかもしれませんね。

他業界の方の話は新鮮ですね。

エステ業界にどっぷりつかっちゃダメですね。

エステティックにはどっぷりつかって
ビジネス的な視点では業界にどっぷりつからず、
柔軟な頭で、いろいろと考えるほうがいいかもしれませんね(^_^)

ご参考まで(^^ゞ