「会いたい」の沢田知可子が裁判沙汰、あなた大丈夫?【エステ|コネNews190】

「会いたい」の沢田知可子が裁判沙汰、あなた大丈夫?【エステ|コネNews190】

お疲れ様です、古屋です。

「今年も海に行くって~」

 

大ヒット曲の「会いたい」
歌手の沢田知可子さんの名曲ですね。

12月上旬に歌手と作詞家のトラブルが発生しました。
サロン運営でもトラブルはつきものですが
一体この二人のトラブル何だったのでしょうか?


 

「会いたい」の作詞を手がけた
作詞家の沢ちひろさんが著作者人格権を侵害したと提訴し、
歌手の沢田知可子さんに慰謝料を請求。

これが現状です。

ここまでの経緯というと・・・

13年9月に放送されたバラエティー番組で
沢田さんが替え歌を披露

替え歌の歌詞が
ヒット曲を続けて出さないと安定した生活ができない
という内容で、元歌とはことなりちょっとおふざけ感が出ている。

元の歌詞
ビルが見える教室で ふたりは机並べて 同じ月日を過ごした
替え歌
「曲が売れた収入で 目黒のマンション手に入れ すぐにバブルがはじけた」

 

元の歌詞
今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって約束したじゃない あなた約束したじゃない 会いたい
替え歌
「カラオケみんなが歌って いっぱいお金入るって全くウソじゃない 歌手は一銭ももらえない 泣きたい」

 

これに対し
沢さんは「歌詞に敬意を抱いていない」ことに
悲しく感じたと雑誌の取材に答えた。

14年7月には
無断で一部改変した楽曲を収録のアルバムを発売。

「会いたい」のタイトルと歌詞を改変していたとのこと。
それに対して沢さんは抗議。CDの販売元を提訴。

当の沢田知可子さんは2014年12月8日に
ブログにてコメント。

「訴状が届いていないので正確なお答えが出来ませんが、
報道を観て大変ショックを受けております」

 

ざっとこんな流れです。

 


元々はビジネスパートナーだったわけですが
なんだか少し悲しいニュースではありますね。

あれだけの大ヒット曲だったので、
バラエティー番組での替え歌は
ネタとしてはありだとは思いますが

作詞家の方に一言伝えておいても良かったと思いますね。

でも、タイトルや歌詞を無断で改変して
CDを販売しちゃうっていうはちょっとどうかと思いますが^^;


 

このように芸能界でもトラブルはよくあることですが
エステサロンの現場でも本当に良く起こりますよね。

客商売で相手があることなので
クレームだったり、「えっ、そんなことするの?」
ってこともたまにありますし。

ご自身のお店でトラブルがなかったとすると
それはとても素晴らしいことですが
エステ業界でトラブルが多いのは事実です。

ですので、他のお店の出来事を対岸の火事にせず
事前に予習しておくことで
防止できたり、問題にスマートに対応できるのでは無いですかね。


 

では、一体エステ業界ではどのくらいトラブルがあるのか?

国民生活センターが今年8月に発表したデータをソースに
お伝えしますね。

2009年~2013年の5年間に
国民生活センターにエステティックサービスに関わる相談件数は

41,602件

年間平均8,320件
の相談があった計算です。

その内訳を見ると

1.契約・解約 37,638件
2.販売方法 15,341件
3.価格・料金 8,240件
4.表示・広告 2,387件
合計63,606件

※複数回答のため、相談件数より多い数字です。

それぞれの相談件数に対する比率を出してみると

1.契約・解約 37,638件(90.4%)
2.販売方法 15,341件(36.8%)
3.価格・料金 8,240件(19.8)
4.表示・広告 2,387件(5.7%)

9割の相談内容が「契約・解約」ということになります。

だからもしエステ契約書を使っていない場合には
まずは契約書を使うところから始めたほうが良いですね。

例えばこのようなものが市販されていますので
参考まで。↓

 

 

しかし注視しなければならないのは
4つの項目は連動しているということです。

例えばこんなイメージです。
「表示・広告」ホームページで 日本一! という客観的事実でない訴求がされていた。
「価格・料金」ホームページに掲載されている料金がお店で表示される料金と異なった。
「販売方法」執拗な営業、長時間の拘束、過度に不安を煽るトークをした。
「契約・解約」無理に契約をさせられたとお客様は感じていて、解約をサロンが認めてくれない

ちょっと、あくどいお店の例ですが
こんなかんじで最終結果としては
「契約・解約」が相談内容として多いのですが

「表示・広告」から
全てが始まっているとも見ることができます。

ですのでまずは
お店のことを「表示・広告」する際に
ルール違反を犯していないかを振り返るといいのではないでしょうか。

仮に現時点ではお客様のクレームがなかったとしても
全国ではこれだけの件数が相談されているのです。

しかも、相談しない人のほうが大半ですので
潜在的にお店に対して文句を言いたい人たちは
ゴマンといるとも考えられます。

 


 

よくオーナーさんとも話すのですが
結局は人と人とのお付き合いです。

そしていろんな人間がいますし、
人それぞれいろんな事情があります。

ですので、
売上をあげることが運営にはとても大切ではありますが

守りの意識も併せて持たれると、良いかもしれませんね。

では、また来週です(^^ゞ