営業心理学でエステサロンの売上UP!バンドワゴン効果【エステ|コネNews231】

営業心理学でエステサロンの売上UP!バンドワゴン効果【エステ|コネNews231】

こんにちは。
株式会社コネクションズの古屋亮です。

一昨日、昼過ぎに自宅近くのラーメン屋さんの前を通ったのですが、
お店の入り口から外に10人位並んでいるお客さんたちを目にしました。

 

日曜日の昼間だったからかもしれませんが
駅チカや徒歩での人通りが多い場所では無いので
「人気あるな~」なんて感じちゃいました。

国道16号沿いにある店なので
車移動に人には結構人気のある店なのかもしれません。

実はこのラーメン屋さんには
僕は一度も行ったことが有りません。

 

元々特別ラーメンが好きでないということと
ラーメン屋さんやラーメン愛好家の方には悪いですが、、、

個人的にはラーメンは炭水化物の塊にしか見えないもので(笑)
基本的には食べません。

ラーメン屋さん、ごめんなさいm(_ _)m

 

そんなラーメンをめったに食べない僕でも、
一口もここのラーメンを僕は食べていないのに
「きっと美味しいんだろうな~」って感じちゃいました。

それはなぜかというと、
バンドワゴン効果が働いたからなんです。
ちょっと、バンドワゴン効果ってなんですか?
そう思われました^^


バンドワゴン効果は行動心理学の一つで
多くの人に受け入れられているものは
きっと良い物に違いない、って人に印象を与えちゃう効果のことです。

だから僕は特別ラーメン好きでもないし、
逆にラーメンに距離をおいている立場なんですが
「きっと美味いんだろうな~」って思っちゃったんですよね。

バンドワゴン効果のバンドワゴンっていうのは
行列の先頭の楽隊車のこと。

楽隊車とはパレードなどの時に
先頭あたりを走る、楽隊を乗せた車や馬車のことです。

 

そこからバンドワゴンとは、
勝ち馬に乗る・時流に乗る・多勢に与する
といった意味として使われます。

バンドワゴン効果の背景には、
集団の決定のほうが個人の判断よりも
優位だという同調現象が影響しています。

つまり「多くの人が良い評価をしているものは、きっと良いものだ」
という判断が導かれ、購買行動や判断に結びつくと言うものなんです。


 

僕の実体験としてラーメン屋さんを例に出しましたが
普段の生活の中で、いろいろ思い当たる場面はありませんか?

例えば、

(1)映画

  • 全米が泣いた!
  • 興行収入NO1

このフレーズは聞きまくりですよね。
映画のPRでは必ずと言っていいほど聞く言葉です。

これはまさに

  • 全米の人がみんな泣いちゃうくらい多くの人間に感動を与えた映画
  • 興行収入がNO1になるくらい多くの人が見た映画

というように
バンドワゴン効果を狙ったものですね。

(2)エステ

こちらのサイトを見てください。

スリムビューティハウス:骨盤ダイエットダイエットBeauty

気が付きました?

23万人が体験した大人気コース!

 

っておもいっきり「23万人」っていう数字を出していますよね。
はっきりいってこの数字は驚異的です。

逆にここまで規模が大きいと
現実味がなくなっちゃう人もいそうですけどね。

まっ、でも23万人の人が体験したくらい
良いエステサロンなのかな~、体験に行ってみようかな~
って背中を押されますよね。

(3)ジム

こちらのサイトを見てください。

パーソナルトレーニングジムライザップ

 

上からスクロールしてみて動画のすぐ下に
金色の王冠が3つ並んでいる箇所がありますよね。

それをよく見てみると

  • 満足度NO1(パーソナルトレーニングジム)
  • 人気NO1(プライベートジム)
  • 売上NO1(完全個室プライベートジム)

NO1を3つアピールしています。

つまり、多くの人に評価されていることを
自社ではない第三者の情報を根拠に
アピールしているんですよね。


これらの様に
多くの業界でバンドワゴン効果を狙い
宣伝活動をしているのがわかります。

もちろんこのバンドワゴン効果は
中小零細企業でも街の小さなエステサロンでも
活用することが出来ます。

何か御自身のサロンで、
使えそうな「多くの人に評価を得られていること」
は有りませんか?

よく考えて見れば何かしらあると思います。

是非、御自身のお店のアピールに
バンドワゴン効果を利用してみてくださいね。