医薬品とサプリメントの違いは
何だと思いますか?
多くの方はサプリメントと薬は同じもの、
又は似たような効果を持ったもの、
として認識しているようです。
しかし、それは大きな間違いです。
医薬品もサプリもカプセル、錠剤、粉末など
形状が同じですし、健康美容の効果を期待できるので
混同してしまうのも無理はありません。
では、それぞれの特徴を
簡単に説明します。
医薬品とは、病気の予防や治療を目的としたものです。
その名称や成分内容、効果効能や副作用、用法や用量、分量などについて、
品質や有効性、安全性について調査が行われます。
そのうえで、正式に厚生労働大臣や都道府県の知事から
承認を受けたものが医薬品です。
この「医薬品」には、人間が本来持っている
自然の成分以外の成分が多く含まれています。
一方、サプリメントとは
病気や症状の治療・予防を目的としたものではありません。
毎日の食事だけでは不足しがちな栄養素を補うことを
目的としたものです。
つまり人間の自己治癒力や免疫力を高めるといった、
予防効果を目的とするものです。
含まれる成分内容も、人間が本来持っているものと
同じ自然の成分です。
そして位置づけとしては、
医薬品ではなく単なる食品となります。
サプリメントと医薬品の決定的な違いは
医薬品は「治療」が目的であり、
サプリメントは「予防」が目的であるということです。
■まとめ
薬とサプリは全くの別物、
薬は治療、サプリは予防、が目的。