最近、スーツを着ることが多くなりました。
というより、
意識的にスーツを着ようと思っています。
それはなぜかというと・・・
先日、ある金融系の会社の営業マンとお話をしました。
都内某所の喫茶店でお話をし、
とても充実した打合せとなりました。
最終的には
できる営業マンだ!
と思ったのですが、
実は第一印象はこんな風に思っていました。
「ヒゲに茶髪、チャラいな~」
正直あまり良い印象は持ちませんでした。
最初の10分くらいは、
僕自身、明らかに心を閉ざした会話をしてしまいました。
なぜなら
「チャラい」
という印象がぬぐいきれなかったからです。
時間がたち、話をするにつれて
徐々に僕も心を開くことができ、
最終的にはいつも通りに話が出来ました。
そんなことがあり、
「俺も、結構楽ちんなかっこ(基本的に私服)が多いけど、大丈夫かなぁ~」
と考えるようになりました。
また別の日に
IT系の営業の方とお話をする機会がありました。
エステサロンさんにご提案する材料として
●●をいかがですか?
という内容でした。
結構魅力的な内容なので
今後、打合せを重ねていく予定です。
で、
実はこの方との第一印象も
あまり良くなかったんです。
なぜなら
「爽やかフェイスにヒゲ」だったんです。
恐らく会社が服装に厳しくなく自由なんだと思います。
また、先ほどの金融の方と同じように
少し、心を閉ざしてしまいました。
自分でわかるんですよね。
「あっ、俺いつもより少し言い方がきつくなってる」っと。
また
時間が経つにつれ、
とても魅力的な営業の方だったので
話も弾み、今後もお会いしたいな~
と思っている方です。
そんなことが
最近続いてあったんですが、
ふと思ったんです。
「俺もいつも楽ちんな格好でサロンさんと会ってるぞ・・・」
エステ業界は他の業界に比べ
極端に服装や身だしなみ等が自由です。
女性中心の世界ということもあるかもしれません。
でも、
他の業界では、男性はスーツが基本です。
そこで思ったんです。
「基本的にはスーツを着よう!」と。
こんな実験データがあります。
オーナーさんは
横断歩道で信号待ちをしていて、
隣の人が歩き出したのにつられて
信号を見ずに一緒に歩いて
「赤(信号)じゃん!」
って経験されたことはありませんか?
日本人はルールを守る人が多いので
見ず知らずの人でも、信用してしまうことがあります。
でも、その見ず知らずの人の服装で
つられてしまうかどうかに影響があるんです。
こんな実験結果があります。
作業着の人とスーツの人が信号を無視した場合
周囲の人がつられて信号無視をする傾向に差があるのかというものです。
作業着姿の人が赤信号を無視して渡ったとしても
ほとんどの人はつられて、わたることはありません。
逆に
スーツ姿の人が赤信号を無視した場合
つられて信号を無視して渡ってしまう確率が
格段に上がるという結果だったんです。
オーナーさんも
そんな記憶ありませんか?
なぜ僕が「基本的にスーツ」を着ようと思ったかというと
時には「ラフな格好」をあえてしたほうがいいと思っているからです。
例えば訪問販売をイメージしてください。
先ほどの信号無視と逆説的なんですが
訪販の場合はあえてスーツを着ない戦略を取る
訪販会社が結構あります。
なぜなら
スーツだと明らかに「営業マン」とばれちゃうからです。
人は基本的に営業をされることが嫌いなので
最初は営業行為ではないアプローチで
心理的距離を縮めた上で、本題の営業に入るのです。
お店の戦略に合わせ
エステティシャンのユニフォームや
オーナー・社長の格好も
意図的に相手やどういう印象を与えたいかを考慮した上で
「変える」ことも大切かもしれませんね。
ご参考まで(^^ゞ
PS.エステサロン運営において知りたいことや調べてもらいたいことが
ありましたらお気軽にご連絡ください(^o^)丿
ではまた来週です。