訃報、挨拶・謙虚・気遣いの俳優|高倉健さん【エステ|コネNews184】

訃報、挨拶・謙虚・気遣いの俳優|高倉健さん【エステ|コネNews184】

日本を代表する俳優が亡くなりました。

高倉健さんですね。
83歳でその人生に幕を降ろしました。

あまり健さんのことは知りませんでしたが
数々のエピーソードを持っているようです。


 

ウィキペディアではこんなことが書かれていました。

とても礼儀正しくすべての共演者に挨拶をする。
監督やプロデューサー、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり、
丁寧にお辞儀して敬意を払う。

凄いですよね。

一般的には年齢を重ねるほどに
横柄になったり、偉そうにしたるするのが
ほとんどの方のような気がします。

「年長者は偉い」という日本の文化
そうさせているのかもしれません。

年功序列で歳を重ねるほどに
給料や地位がアップしてきた時代が続いたので
無意識のうちにそのように振る舞ってしまう方が多いのかもしれません。

居酒屋とかファミレスとかで大声でクレームをしている人を見かけますが
大半が中高年や老人の方が多いですね。

 

最近見たクレーム現場は
ドコモショップで順番待ちをしていた時です。

整理券を発券機から受け取った男性(50代位)が
自分よりもあとに整理券を取った人が先にスタッフに対応された
とのことで大声で起こっていました。

「おい、俺のほうが先だよな!」
「客を選ぶのか?俺はずっと待ってたんだぞ!」
「お前はいいから責任者を呼べ!」

発券機の前で20分位ずっとクレームをしていました^^;

やっとスッキリしたのか
「次から気をつけなよ」
と落ち着きを取り戻し店をあとにしました。

こんな場面を健さんが見ていたら
なんて言うんですかね^^

逆に若者は
あまりこういうことはしないですよね。

でも、、、、
中高年になったからといって必ずしも全員が
横柄になるってわけでなないですよね。

先日50代中盤の男性エステオーナー(Yさん)と桜木町で会食をしました。
一言で言うと本当に穏やかで低姿勢でそしてオーナーライフを充実されている方です。

人生経験が豊富で10年以上サロンを経営されている方は
やっぱり人として魅力的で尊敬できる部分が多いですね。

スタッフを大切にするということを大事にしていて
店長やチーフなどを中心に
家族ぐるみの関係を構築するそうです。

スタッフの親と一緒に食事をしたり
盆暮れの挨拶をしたり。。。

とにかく強固な人間関係を構築する。
そして気持よく働いてくれる環境を作り出す。

スタッフの誕生日には
スタッフとご両親とで食事に行くように促し
その費用を負担して上げるとのことでした。

「あなたの誕生日は産んでくれた親に感謝する日」

とスタッフにいうそうです。
確かにそういう考え方もできますよね。

こんなYさんは僕に対してもとても低姿勢。

帰りにはこんなセリフを。。。
「こんな為になるいろいろな話を聞かせてくれてありがとうございました。
またお時間下さいね。忙しいところ本当にありがとね^^」

こういう人がやっぱりうまくいくんだろうな~
って思っちゃいました。

最近、実は心配していることがあるんです。
そのことをこのYさんに話してみました。

その心配事とは
自分が歳を取るほどに若い人に対して
「横柄になったり、話を聞かなくなったりしてしまうのでは?」
ということです。

そのまんまYさんに話をしたところ
Yさんはこういってくれました。

「古屋さんは大丈夫ですよ。だって気づいて意識しているから。
横柄になったり話を聞かなくなる年寄りの方は、
そんなこと意識していないですから」

あっ、そうか。
意識していないからそうなっちゃうのか。
って思いましたね。

これからも意識していかないとです^^

最近、スタッフの中島とこんな事を話しました。

 

人はどんどん歳を追うごとに
注意してくれる人がいなくなってします。
ということです。

人に注意されたりするのって瞬間的には面倒だったり
相手によってはイラッとすることもありますが
有益であることには間違いないですよね。

あまりにも変な指摘だったとしても
「そんな解釈もあるのか!」
という発見になりますしね。

そんなこともあり
僕はいつも中島に冷静なアドバイスを貰ったり
自分にはない考えを意識的に乞うようにしています。

中島さん、
いつもありがとうございます(^^ゞ

健さんの人間性がでる
こんなエピーソードがあります。

撮影初日が終わり、
旅館の食堂に行った。

健さんと監督の料理だけ豪華な料理が並んでいた。

これを見た健さんは
「自分も皆さんと同じ料理にしてください」
と遠慮していたそうです。。

真冬の福井へロケでの出来事。
健さんは休みの日だったが激励のために現場に現れた。

極寒の中、出演者・スタッフは焚き火にあたっているのに
健さんはあたろうとしない。

健さんはオフなのに勝手に現場に顔を出した身なので
自分が焚き火に当たると皆さんに迷惑がかかる。

するとスタッフたちが恐縮し
みんなが火に当たれなくなり
「頼むからあたってください。健さんがあたらないと僕達もあたれないんです」と泣きつかれ、

やっと健さんも火にあたったとのこと。

私達も健さんのように
歳を重ねるほどに周りに気を使い、
横柄にならないようにしたいものですね^^

では、また来週です(^^ゞ