好きと嫌いは紙一重?対極の概念は無関心だった!

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先日、スポーツクラブでTVを見てたんです。

ウォーキングマシンで体を動かしつつ
NHKを見てみると、厚切りジェイソンさんが出ていたので
その番組を見ることにしました。

厚切りジェイソンさんは
アメリカ人のお笑い芸人さん。

「WHY JAPANESE PEOPLE!!!」

と大声で叫び
日本の少し変わった文化や価値観などを
一刀両断するというお決まりのネタが有名ですね。

実は彼はエリートさんでもあります。

  • アメリカの有名大学を飛び級で入学
  • 旭化成でアメリカ英語対応・音声認識ソフトの開発・研究に従事
  • ITベンチャー企業「テラスカイ」の会社役員

結構すごい人なんですよね。

そんな彼が出ていたのでチャンネルを止め
番組を見てみると

心理学の専門家と
人間関係について論じるような企画でした。

そこで心理学者が言っていたの

実は「好き」と「嫌い」は対義語ではない
ということ。

あいつのことが「好き」、
あの人のこと「嫌い」。

対義語だと思いますよね。

国語のテストであれば

好き⇔嫌い
が正解です。

でも、心理学的には
異なるそうです。

「好き」・「嫌い」⇔無関心

これが正解ってことなんですよね。

「好き」と「嫌い」は
ともに相手に対して気にかけていますね。

良くも悪くも相手に関心がある。

だから、
相手のことを「好き」から「嫌い」になったり
「嫌い」から「好き」になったりします。

一方、相手にまったくもって興味がない状態。
つまり「無関心」が
「好き」と「嫌い」の対義語ってことなんですね。

確かにそういうことはありますね。

嫌いだった相手のことを
急に嫌いでなくなり、逆に好きになったり

すごく好きな人だったのに
だんだんとその人のことが嫌いになったり

相手に対する関心は
生き物ともいえるかもしれません。

でも無関心だと
相手のことを何とも思っていないので
受け取り方によっては存在すら否定されてるような
ものかもしれません。

 

先日、面と向かって
嫌いだということを意思表示されたことがありました。。。

とても強く「嫌い」という感情表現をされて
正直面食らってしまいました。

仕事上の人間関係では初めての経験です。

なぜ面食らったかというと
僕自身その相手に
特別「好き」・「嫌い」どっちの気持ちもなかったんです。

つまり「無関心」だったんです。

だから
なんでこんなに嫌われてしまったんだ?

って思ったんですが
「無関心」であったことが相手に対して
「嫌い」の感情を増幅させてしまったのではないか?

なんて思うようになりました。

人間関係において
常に付きまとうのが「好き」・「嫌い」の感情。

でも仮に嫌わてていても
「好き」に転向する可能性があるので
あまり気にしないほうがいいですよね。

それよりも自分が相手に対して「無関心であったり」
相手にまったく関心を持たれないことのほうが
よくないのかもしれません。

この番組に出ていた女性の心理学者が
こんなことを言っていました。

「好き」「嫌い」は変わることがるので
自分を殺してまで好かれよう、嫌われないようにしよう
とはしないほうがいい。

逆に誰にも嫌われないほうが不自然。

そんなことを言っていました。

すると厚切りジェイソンさんが

僕は好きなタレント、嫌いなタレント
両方にランクインしている。

と発言し

心理学者は

タレントさんとして
関心を持たれている証拠。

理想的ですね。

とほめちぎっていました。

仕事やプライベートなど
いろいろな場面で人間関係があります。

人間関係を構築するには
どんな感情であれ相手に「関心」を持つことが
最も大切なベースなのかもしれません。

そんなことを厚切りジェイソンさんが出演していたNHKの番組で
学ぶことができました。

意識的に相手に関心を持つように
そして、嫌われることを恐れることなく
自分らしく生きていくことが大切かもしれませんね!