世代交代しにくいビジネス業界はスポーツ業界より恵まれている?

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2017年8月31日、
サッカー日本代表がやってくれましたね!

 

2対0でオーストラリアに初勝利。

 

6大会連続ワールドカップ出場を決め、
ハリルホジッチ監督は涙。。。

話題になったのは
「世代交代」

 

本田圭佑、香川真司、岡崎慎司をスタメンから外し
21歳の井手口陽介、22歳の浅野拓磨がスタメン出場。

そしてその2人がそれぞれゴールを決め
勝利に導きました。

 

本田もすでに31歳。

 

経験、実績は若手と比べ物になりませんが
世代交代の波を感じていることでしょう。

 

報道陣に一言、「今日は俺じゃない」と発言。
その言葉が如実に表しています。

 

逆に本田も若い頃に頭角を現し
諸先輩方を追い越し
世代交代をしてきた張本人でもあります。

 

サッカーやスポーツの世界は
本当に厳しい世界です。

 

極限の状態で体と頭を使うので
勝負できる期間が短いですからね。

 

50歳の今も現役を続けるキングカズは
もちろんすごいと思います。

でも20代の頃のカズのキレキレな動きを見ると
やっぱり若さって大切だなぁって思いますね。

 

それにひきかえ
ビジネスの世界って世代交代が起こりにくいですよね。

水商売など若さを売りにする業界は別として
一般的な仕事は40代、50代でも全然第一線でたたかえます。

 

政治の世界なんかだと50代でも若造扱いで
60代、70代、が牛耳ってるような異常な世界ですよね。

 

そして若者を「若造」「経験不足」「社会常識がない」
などと見下す発言をする年配者たち。

でも本当は若さを売りにした業界だけでなく
基本的には若い方が優秀ですよね。

頭の回転の速さ、柔軟性、素直さ、体力などなど
知識や経験を持ってしても太刀打ちできない部分も
多々あります。

 

スポーツの世界ではそれがとても分かりやすい。

ビジネスの世界ではそれがわかりにくいので
恵まれてますよね。

 

40歳を過ぎ若者を卒業した人間こそ
若い人の力を借りるべきかなぁって思います。

 

だって、優秀な人から情報やノウハウを教えてもらったり
優秀な人が近くにいる環境のほうが自分のためになりますからね。

 

年寄りが少なく
年寄りの経験や知恵などが重宝されだ時代は終わりました。

 

統計局の情報によると
高齢者(65歳以上)の人口比率推移は
1950年・4.9%→1975年・7.9%→2015年・26.8%

 

つまり時代は変わり
年寄りの希少価値が年々下がってるってこと。

 

だからこそ若者を卒業した人間は
若者に敬意を払い良い人間関係を築く能力があったほうが
お得ですよね。

 

我々が置かれているビジネスの世界では
世代交代は起こりにくいし見えにくいです。

 

しかし、その環境に甘えることなく
若者から学べるものを学び、力をもらう。

 

そして若者とよい関係を築く能力が、
今後の超高齢化社会に必要なのではないでしょうか。