クレジットカード決済を導入する際に
国内決済代行業者と海外決済代行業者のどちらにすべきか
判断に困ったことはありませんか?
特にエステや結婚相手紹介サービスなど
「特定継続的役務提供」の対象となる業種の場合は
国内か海外かどちらか悩むと思います。
国内だとコース契約(前受け金)が決済できないし、
海外だと嫌な噂を聞くし。。。
国内と海外とでは
サービス内容やクレジットカードブランドとの
取引形態が全然異なります。
そこでまずは両者のことについて
取引に関係する会社と構図をみてみましょう。
■国内決済代行業者
ブランド(VISAなど)
↓
国内カード会社(三井住友カード株式会社など)
↓
国内決済代行業者
↓
加盟店(導入店舗など)
■海外決済代行業者
ブランド(VISAなど)
↓
海外の銀行
↓
(エージェント会社)
↓
海外決済代行業者
↓
加盟店(導入店舗など)
大きな違いはブランドと決済代行業者の間に入る会社が
国内カード会社か海外の銀行なのかという点です。
国内のカード会社は
加盟店の審査が厳しいのが特徴です。
加盟店が消費者に悪意があることを行ったり
決済が終了し入金後に、消費者にサービスの提供をせずに
倒産や蒸発してしまうことがあるからで。
そんなことになればカード会社は
消費者に補填が発生する可能性もあります。
さらにブランドから取引の終了や
取引条件の悪化などの可能性もあります。
一方、エージェント会社は審査が緩いです。
海外決済代行業者にお任せです。
その為、加盟店が不正や消費者にサービスの提供を怠ったりすると
悪さをした加盟店以外の代理店にも、入金がされない場合があります。
カード導入者としては
国内だと審査が厳しく、前受け金契約が決済できない。
海外だと審査は緩く前受け金契約も決済できるが、
入金されないリスクが国内に比べ高い。
クレジットカード決済導入は
国内or海外決済代行業者のどちらにすべきか?
お勧めなのは両者の営業マンの話を聞くことです。
上記の構図を認識したうえで、
国内と海外決済代行業者の違いを包隠さず
話してくれるかを是非確認してみてください。