体験型講座(ワークショップ)の有効性とは?

体験型講座(ワークショップ)の有効性とは?


※写真は2018年1月30日に実施した新宿でのセミナー風景です。

近年、あちらこちらで
ワークショップってことばを耳にしますよね。

自治体のチラシでもよく見かけますし
商業施設での子供向けイベントなどでも
良く見聞きします。

ただワークショップって言葉が
英語が得意ではない人にはちょっとわかりづらいんですよね。

ワークは「仕事」「働く」
ショップは「お店」「店舗」
と連想される方が多いのではないでしょうか。

だからワークショップ=体験型講座と
覚えてしまったほうがよさそうです。

前回、前々回と藤沢市の藤沢商工会館にて
ダイエットサプリの選び方講座を開催したお話を
お伝えしました。

静まり返っていた会場の空気が
試飲というワークショップの要素を取り入れたことで

講師や運営チームと受講者の間で会話が生まれました。
受講者同士での会話も生まれました。

受講者が参加者に変わった瞬間です。

その後の質疑応答でも
活発な質疑がされました。

一度緊張した空気から解き放たれ
「話してもよい場だという認識」がされると
活発になるという良い事例でした。

今までいろいろなセミナーに参加してきました。

内容も様々で
経営系、自己啓発系、WEBノウハウ系、著名人講演、などなど

主催者によってプロブラムは様々。
終始一方的に講師がしゃべり倒す場合もあれば
過剰なほどに参加させようとする場合まで十人十色です。

参加者の立場で考えると
講座やテーマに対して強い思いや興味があると
どんどん参加したい。

意見したり、質問したりしたり
周囲の人を巻き込みたくなります。

今回の講座は有料講座なので
ダイエットやサプリメントというテーマに
強い思いや興味を持つ方が多かったと思われます。

その様な集合体に対しては
とてもワークショップは有効だと思います。

あるマーケティング系のセミナーに参加した際に
こんなことがありました。

その講師が所属するマーケティングスクール(X社)での
過去の事例を説明した後に講師はこう言いました。

「あなたならどうするかを周囲の人とチームになって
意見交換をしてください。」

過去の事例というのは
ある会社が経営難に陥った際にX社はこう指導した。
するとその会社は経営難から脱却し成長した。という話です。

具体的に自分事として考えることや
他の参加者に意見を伝えることで
講座への参加度が格段に高まります。

あなただったらどんな指導をX社にするかという
仮想体験をさせているんですね。

その後も一度周囲の人と意見交換をしているので
発言をしやすい空気になります。

この様に一方的に受講者に情報提供するスタイルではなく
どんどん受講者を巻き込んで参加させる
いわゆるワークショップは有効です。

自社での研修、セミナーや講座などで
受講者に体験させる、参加させる、そんな仕組み仕掛けを組み入れることで
場の盛り上がりと習熟度は増すのではないでしょうか。

是非、お試しください。