浮気して気付いた、比較する大切さ【エステ|コネNews101】

NO IMAGE

実は私は、
二股をしていたのです。。。
と言っても
女性関係ではありません(笑)

 

昨日浮気して本当に良かったなー
って出来事があったんです。
そこにはサロン運営のヒントが盛りだくさんでした(^o^)丿


以前のメルマガで少し触れましたが、
最近歯医者さんに行きました。
歯石を取ってもらうのが目的だったんですが
検診をしてもらったところ、
「上の歯に小さな虫歯があります。」

と言われて、初日は下の歯石取り
次回は上の歯石取り

そして、三回目に削って治療しましょうと言われ
初日と二回目の歯石取りをしました。

 

二回目の歯石取りが終わってじっくり考えてみたんです。
本当に削らないといけないのか?
正直言って、この歯医者さんのことが少し信用できなかったからです。
こちらの歯医者さんは初めて行ったところでした。

なぜこの歯医者さんを選んだかというと
横浜駅から少し離れているので「予約がとりやすい」
というのが大きな理由でした。
横浜駅はターミナル駅ということもあり
歯医者さんによるとは思いますが
予約がとり辛く、「一カ月先」まで一杯
と言われた歯医者さんもありました。
さすがにそこまで待てないので、
鶴見(横浜と川崎の中間地点)に住んでいた時に通っていた歯科の
系列店という理由で、今回の歯医者さんを選びました。

では、なぜこの歯医者さんを信用できなかったかというと
大きな理由は3つありました。

  1. 一回目と二回目の担当歯科医が違う人だった。
  2. 院内が汚れていた。
  3. あまり説明をしてくれなかった。

僕としては出来る限り歯を削りたくなかったので
上記の理由もあり、セカンドオピニオンで
もう一つ別の歯科医に行くことを決め、昨日行ってきました。

 

つまり、
それが「浮気」です(笑)


同じ歯医者でもこんなにも違うのか・・・
これが昨日行った歯科で診察を終え、
外に出たときに感じた印象でした。

 

 

院内はそれほど新しくて綺麗ということはありませんでしたが
しっかりと清掃をされているといった感じでした。
まず特徴的だったのが
じっくりと話すということ。

 

話すということも大切ですが、

なぜ来たのか?
歯医者にどんな不安があるのか?
どのように治療してもらいたいのか?

など、

まずヒアリングをしてから
じっくりと説明をする。
ということの繰り返しでした。
最初に診察台に座ると
「私が院長で歯科医の●●です。
こちらが歯科助手の●●です。

私が歯を削ったり治療したりというパートを担当し
歯科助手は歯石取りやレントゲン撮影のサポートなど
私の補助をします。」

 

最初にこんな説明をしてくれる
歯科は初めてでした。

 

説明の際にはアイパッドを多用し
手書きで歯の形を書き、
「古屋さんの歯はこういう状態です」と
説明されたり、
また、動画を見せてくれたりと
歯科としては十分すぎるくらい説明に時間をかけます。
診察の結果は
歯を削って治療するのも一つの方法ではあるが
患者が望んでいない、また現状不便がない、
そして再石灰化で多少良くなる可能性もゼロではない。

との見解で、治療はせずに
今後2-3か月に一度、
定期的に健診に行くことで方針が決まりました。
「セカンドオピニオン」

 

 

本当に、この考えは大切ですね。
この言葉や概念を知らなければ
言われるがままに、
前の歯医者で歯を削られているとことでした。


 

実は僕が歯科にいた時間は
50分間。
長いですよね。
僕の次に患者さんがもう一人いましたが
込み合って流れ作業でじゃんじゃん治療する、
ってかんじの歯科医とは真逆でした。

 

そこで一瞬、
こんなに一人に時間かけていて
経営は大丈夫なのかな?

って思ったんです。

 

でも少し考えると
これは完全に営業戦略だ!
って思ったんです。

何故かというと・・・
こちらの歯科は
ホワイトニングや矯正ができる歯科なんです。
つまり
保険が適用されない治療ができる歯科なんです。
ここまで言えばわかりますよね(笑)
ビジネス用語でいう
フロントエンドは
「普通の歯科医よりもじっくりと時間を取り、
患者との信頼関係・人間関係を構築する」

※こちらの利益は基礎となる利益。
そして、
まずは定期健診を2~3か月に一度来る習慣を付けさせ
さらに信頼関係・人間関係を強化する。
そのあとに一番利が取れる
バックエンドとして
「ホワイトニングや矯正を受注する。」

※こちらの治療(商品)がガツンと儲けられる
こんなビジネスモデルなんじゃないかと推測できました。
僕の経験上ですが、
他の歯科には無かったサービスがありました。

一冊のファイルをくれたのです。
中には
「撮影してもらった口腔内写真」
「レントゲン写真」
「院長のプロフィール」
などが挟み込まれていました。

 

ちょっとしたサプライズですね。

 

院長の人柄も良かったので
これで歯並びが悪かったり
歯が黄色かったりしたら

定期検診で接触頻度が高まる中で
「ホワイトニング」
「矯正」

両方ともやっちゃっうかもしれません。
エステサロンに来るお客さまでも
当然、どこのサロンにしていいかわからず
複数店をお試しで回っている人も多いと思います。
そんな人には
「このサロンは今までのサロンとは格が違う!」
と思わせることができれば、固定客になるかもしれません。
この歯医者さんの様に
初回の施術にじっくりと時間をかけ
丁寧に信頼関係と人間関係を構築することで

バックエンドに用意した
利益が取れる商品を提供できるかもしれません。

 

院長から営業戦略の話は当然聞いていないので
すべて推測です。
仮に僕の推測があっているとするならば
ある意味わかりやすい、そして合理的な営業戦略ですね。

 

ちなみに僕がこの歯科を知ったのは
「ホームページ」です。

ホームページには
治療方針や歯に対する思い、
治療メニューなど、充実した内容が記載されていました。
フェイスブック、ツイッター、ブログ

これらのSNS等もやっています。

 

治療だけでなく、営業も上手な
歯医者さんとの出会いでした。

 

歯科だけでなく
店舗商売からはヒントがいっぱいですね。
ご参考まで!

 

ではまた来週!