契約書を大して読まず、
また、内容を把握せずに
契約してしまったことはありませんか?
エステサロンさんのコンサルティングをしているんですが
先日こんなことがありました。
「HP制作を契約した業者さんに電話しても
担当者につながらず、折り返しもないんです・・・」
オーナーさんは
困った様子で、相談の電話をしてきました。
エステサロンさんへのコンサルティング業務の一つとして
「販促の見直し」をしています。
大半のサロンさんは
自社ホームページを制作しています。
中には、エステ系ポータルサイトへの登録のみで
運営しているサロンさんもありますが、
基本は自社サイトとポータルサイトの両刀使いが理想です。
ポータルサイトは
体力のある企業が運営していることが多く
また、数多くのエステサロンさんを登録しているので
サイトとしての力が強いのが特徴です。
その為、
検索エンジンに引っかかりやすい、
上位表示されやすい傾向にあります。
ただ、ネックは
オリジナリティーを出しにくいということです。
自社ホームページは
成長するまでに時間がかかります。
検索で上位に表示されるようになるまでに
定期的な更新や、リンクをもらうなどの
対応をすることが大切になってきます。
手間はかかりますが、
自社のカラーをデザインや色で表現したり、
オリジナルのページ構成にしたり(テンプレートサイトを除く)
独自の仕掛けをしたりと
自由度が高いのがメリットです。
このあたりの話は
基本中の基本です。
しかし、そんなことは
もともとWEBに興味が無かったり、
宣伝に興味が無かった方にはよくわかりません。
ですで、
テレアポなどの営業をかけられた際に
「この男の子可愛いから、契約しちゃおう(*^_^*)」
という、商品・サービス・契約内容ではなく
担当営業マンの好みや熱意などで契約しちゃうケースが
とても多いのです。
「この男の子可愛いから、契約しちゃおう(*^_^*)」
というのは大げさな例ですが、
ハンコを付く際の判断基準が
「営業マン」という意味の例えです。
「古屋さん、今契約しているホームページ業者さんと連絡が付きました!
1週間前に電話して、折り返しくれるって言ってたので待ってたんですが、
全然連絡が来なかったので、今日わたしから電話したんです。
そうしたらお役所みたいに、電話に出られる方がコロコロかわって(笑)
契約した際の営業マンが退職されていたんです。」
「そうですか。まだ契約して半年くらいですよね?」
「そうなんですけど。
それで何人か電話にかわられて、アフターサービスの担当という方と話したんです。」
「そうですか。それで契約内容の確認の件はどうでした?
更新が無料なのか、どこまでやってくれるのかがポイントですので
そこを注意深く聞いてみてください。」
「はい、その点について確認できました。
私の認識とは違って・・・。」
「どうしたんですか?」
「更新は自分でパソコンをいじって、写真や文書の差替えをするとのことなんです。
私が契約前に説明を受けた際には、業者さんの方で作業してくれる
と聞いたんですけど・・・」
「それが確かだとすると、
HP業者さんは完全にオーバートークだったことになりますね。
契約書にはなんて書いてあるんですか?」
「そこまでじっくり読んでいなかったので、
これから、じっくり読んでみます。
180万円もしたのに・・・」
このサロンさんには
まず契約書を読んでもらい、
理解ができない場合には僕の方で契約書を読んで
現状を把握し、今後の方針を決めていく予定です。
このようなサロンさんは実は結構います。
理由を考えてみると
1.HPの必要性はなんとなくわかるけど、良くわからない
2.相談する人がいない
3.サービス内容や契約内容を正確に理解しないまま、
営業マンの感じの良さで契約を決めてしまう。
この3つが挙げられます。
オーナーさんも心当たりはありませんか(笑)?
「勉強になりました(汗)」
って前向きに考えるのも良いことではありますが
契約ごとの前には
一度冷静になり、
「なんだか詳細はよくわからないけど
この営業マン感じ良いし、契約しちゃおう!」
というスタイルから
「契約内容もしっかりと認識したし、
この営業マンが担当外れたとしても
会社(社長)もちゃんとしてるから
契約をしよう!」
という考え方にすることを
お勧めいたします(^o^)丿
ご参考まで!
ちなみに弊社のホームページ制作サービス内容はコチラ
⇒http://www.esthe-connections.com/hp_production/
ではまた来週!