まず図1.2を見てください。
図1
図2
メールをビジネスで利用する際、
図1の内容を理解し適切に使いこなす必要があります。
図2は良く使われるメールソフト(Windows Live mail)の画面です。
こちらの宛先がTO、その下にCC、BCCがありますね。
では、それぞれ順に説明をしていきます。
①TO(宛先)
TO(宛先)には、メッセージを送る相手のアドレスを入力します。
文字通り宛先なので、あなたにメールを送っていますよということです。
TOを使う際に複数の方にTOで送ることもあります。
これはそれぞれTOを入れた人に「あなたへのメッセージです」ということになり、
また送信者が複数の人にTOで送ったということが他のTOを受けた人にも伝わります。
例)発信者(from):田中四郎⇒TO鈴木太郎、TO佐藤次郎
この場合、鈴木さんは自分(鈴木さん)と佐藤さんに対して
田中さんが同じ内容のメールを送ってきたということがわかります。
佐藤さんも同じように田中さんが自分(佐藤さん)と鈴木さんに対して
田中さんが同じ内容のメールを送ってきたということがわかります。
この複数人へのTOを利用する場合には、
本文中に●●様という表記が無いと返信する意欲が軽減するので、
上記の例では
________________________
(本文)
鈴木様 佐藤様
________________________
と本文に入れると返信をもらったり、
熟読していただける可能性が高まります。
②CC
CCは、カーボン・コピー(Carbon Copy)の略です。
使い方としては情報共有をしたい場合に使います。
企業なんかでは、上司などの管理者に必ずCCを入れ
「僕たちの業務のやり取りを見といてください」
という意味合いで使用することが頻繁にあります。
エステのオーナーであれば、複数店舗の売上報告をメールでもらう場合
「多店舗の店長にもCCで入れといて」って言ったりします。
そうすることで例えば3店舗の店長がそれぞれオーナーにTO、
多店舗の店長にCCでメールを送ることで、
他の店長は発信した店長の店舗の売上を確認することができます。
丁寧にCCを利用する場合には、
本文中にこんな感じで記入すると丁寧です。
例)発信者(from):田中四郎⇒TO鈴木太郎、CC佐藤次郎
____________________________
(本文)
鈴木 様
(CC 佐藤様)
お世話になります。
田中です。
・
____________________________
③BCC
BCCは、ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。
BCCの特徴はTOとCCでメールをもらった人には
BCCの人の存在がわからないということです。
例)発信者(from):田中四郎⇒TO鈴木太郎、CC佐藤次郎、BCC渡辺三郎
この場合、TOの鈴木さんはCCで佐藤さんにもメールが届いていることは分かりますが、
BCCで渡辺さんにメールが行っていることは分かりません。
受信者が面識がない複数の相手にメールを送る場合や、
今こんなやり取りしているけど
内緒で伝えておくから見といてくれると嬉しいです。
って感じでやり取りを伝えたいときなどに使用します。
以上、参考にしていただければ幸いです。