羽生結弦がソチ・オリンピックで金メダル取りましたね!
なんとも中性的な雰囲気なところが魅力的ですが
とても芯は強く、納得がいくまで徹底的に練習するとのこと。
一流の選手は当然ですね。
精神力がとてつもなく強いですよね。
羽生選手を見て、
やっぱりメンタルの強さが大切だってつくづく感じます。
昨日、ホームページを見たという会社の方から
電話があったんですが、いきなりキレられたんです。
何故かというと・・・
理由は定かではありません^^
電話をかけていただいた方は
化粧品会社を販売しているメーカーもしくは
販売会社の男性営業マンでした。
声からすると
40-50歳くらいの方だと思います。
男性:
コンサルティングを担当している方はいらっしゃいますか?古屋:
私ですが。男性:
アライアンスを組めないかと思って
電話したんですが。古屋:
はい。男性:
御社はどんなコンサルをしているんですか?古屋:
主に営業力アップのコンサルです。男性:
御社の強みは何ですか?古屋:
営業力をアップさせるように
サロンさんにご指導させて頂いています。
弊社とどのようなアライアンス考えているんですか?男性:
そこは協議して決めたいんです。古屋:
弊社とアライアンスを組んで
どんなことをしたいんですか?男性:
そこは協議しないと・・・
逆に御社のアウトプットがないとわからないんですよ!古屋:
(えっ?突然電話してきて逆ギレ(^_^;))
はぁ~、何をお伝えすればいいですか?男性:
だからうちとどんな感じでアライアンスが組めるかを
協議しないとわからないんですよ!(強い口調)※ここで訳の分からない流れになってきたので
あえてしゃべるのをやめてみました。※沈黙すること約5秒
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
男性:
御社は何が得意なんですか?※更にわけがわからない展開になってきたので
ちょっとだけ、切り返してみました。古屋:
あの~、
御社から突然お電話頂いて、
いきなり強い口調で言われても困っちゃうんですが・・・私が営業で電話したのならこの流れは分かるんですけど、
私は突然電話頂いて、対応してるので御社のこともわかりませんし・・・男性:
そうですね。古屋:
御社の方でアライアンスを希望されるということで電話をされて
「どんなことしたいんですか?」ってきくと
「そこは協議しないと!」って怒られても
困っちゃいますよ~男性:
そうですね。古屋:
じゃあ、ちょっと考えて頂いて
もしアライアンス案があったら
お問い合わせフォームからメール下さい。
御社のURL貼り付けていただければ
拝見してからお話できるのでスムーズですしね。男性:
そうですね。古屋:
では、よろしくお願いします。
こんな感じのやりとりがあったんです。
アライアンスのご提案をいただくことは嬉しい事ですし
別に押し付けの営業をされてるわけでもないので
本来はウェルカムなんですが
逆にこちらが押し売り営業をかけたかのような
反応を取られてびっくりしちゃったっていうお話でした^^
それにしても最近
逆ギレだったり、いきなりきついしゃべり方で
話されることが多いんですよね。
会話の中できつい言い方をされるのは
もちろんこちらが不愉快にさせるようなことを言ってしまったり
挑発するようなふりや態度をしたということも考えられます。
やっぱり基本は
自分に全て原因がある前提で接しないと
自分が成長しないので必ずそう考えるようにしてるんですが・・・
第一声がいきなりパンチ
っていうのは
ちょっと防げないですよね(^_^;)
で、良く冷静になって考えてみると
「サービス業」っていうのがひとつのキーワード
なんじゃないかと思うんです。
なぜかって言うと、
普段はBtoCでお客様と接しているので
やっぱり低姿勢に接しますよね。
別にへつらうわけではありませんが
お客様を心理的にも少し優越感や特別感を感じてもらえるような
接し方をするサロンさんがほとんどだと思います。
「分かりました」ではなくて
「かしこまりました。」
「了解しました」ではなくて
「承知いたしました。」
「また来てください」ではなく
「またのご来店をお待ちしております。」
これくらいの感じで接するところが
多いんじゃないでしょうか。
で、中にはクレームを言われるお客様もいます。
その時の対応はまさに平身低頭ですよね。
このような日々を送られるサービス業の人が
対お客様でない場面になると・・・
豹変する人が出てくるんです。
本当にこれは気をつけてくださいね。
僕もいろんな美容業界の方と接しますが、
びっくりすることが多々ありますので^^
僕も実はこの
「普段締め付けられてるから、立場が優位になった時に感じ悪くしちゃった」
っていう失敗事例があります。
そう、
僕が偉そうな態度や口調で業者さんに接してしまったっていう
今思えば本当に恥ずかしい過去です。
それは僕が不動産業界で販促の仕事をしていた時のことです。
構図はこういう感じ(マンションの例)
・デベロッパー
(土地を仕入れマンションを建て販売会社にマンションを販売させる)
・販売会社
(デベロッパーからマンションの販売を受託する)
・販促関係の各業者
(看板屋さん・印刷業者・HP制作会社などなど)
簡略化していますが
こんな感じでプロジェクトが動きます。
パワーバランスでいうと
デベロッパーが最強。
販売会社は必死でマンションを売る。
販売会社の販促担当は販促関連の業者に
仕事を依頼する。
販促関係の各業者は
販売会社から仕事を受注する。
こういう関係です。
で、
僕が仕事をしていたのは
販売会社の販促担当(発注担当)だったので
マンションが売れるように徹底的にリサーチをして
戦略を練り、上司や先輩にアドバイスをもらい
デベロッパーに提案三昧の日々でした。
デベロッパーの方っていうのは
一般的に言われるエリートたちなので
普通に東大出身者がゴロゴロいます。
そんな人達から理詰めで
- 「なぜ集客がこんなに少ないんですか?」
- 「そんな理屈でこの集客策を考えたんですか?」
とクールに詰められ
頭に汗をかきまくりです。
ここであくまでもパワーバランス的に言うと
デベロッパー=お客様
販売会社=エステサロン
こんなかんじです。
で、販売会社からすると
販売会社=お客さま
業者さん=エステサロン
という関係になります。
ですので、
販売会社にいた私は
あまりにもお客様であるデベロッパーから詰められる毎日を過ごしているので
逆の立場(自分がお客の立場)になった時に同じようなことをしてしまうんです。
- 当然のように深夜までかかるであろう作業を依頼したり
- 電話で少し強い口調で話してみたり
- 偉そうな態度をとってしまったり
今思えばあったと思います。
でもこれって
人として本当に低レベルだったな~
って反省しています。
自分がやられて嫌だった接し方を
自分がしてしまう。
虐待の連鎖もよく言われる話ですが
冷静には嫌なことを自分がされていたのに
自分が逆の立場(親)になると同じことを(子供に)やってしまう。
こういう性質が人間にはあるってことですよね。
だから、
客商売の怖いところは
付き合う業者さんなんかに
- 偉そうだったり
- 上から目線だったり
- タメ口だったり
- 逆ギレしちゃったり
しちゃうケースが有るんですよね。
といっても
そんな方は少数派ですけどね^^
と言いながら自戒の念を込めて
いる所存です^^
私の場合は外注さんなどの仕事をお願いする方には
結構低姿勢なのですが、
逆にクライアントさんには低姿勢に接しないので
その辺のバランスを日々勉強中です^^
では、また来週です。