肥満に勝つ!カウンセリングの肝「快楽原則」【エステ|コネNews151】

肥満に勝つ!カウンセリングの肝「快楽原則」【エステ|コネNews151】

西日が差す夕方16:30の電車内。

今私の反対側に座っている20代後半と思われる恰幅の良い女性が、まい泉のカツサンドとたけのこの里(チョコ)をガツガツ口に放り込んでいます。

そしてかつサンドとチョコを咀嚼しながら
サイダーのような炭酸系ジュース(500MLペットボトル)を飲んでいます。

 

推定ですが

  • 身長165cm
  • 体重80キロ

と言った感じでしょうか。

こんな事書くと
私は本当に嫌なやつですよね^^

こんなたいていの男が
思っていても口にしないことを話題にしたのは
理由があります。

なぜこんなことをかいたかというと
快楽原則のお話がしたかったのです。

この言葉自体は
禁煙セミナーでコラボさせて頂いた
山崎先生に教えていただいた言葉です。

※山崎先生は現在、休養のため活動を中止しています。

快楽原則って聞いたことありますか?

なんとなくイメージできますか?

このキーワードは
カウンセリングなどでセールする際に
めちゃくちゃ役立ちますので
参考にいいていただけると嬉しいです。

快楽原則の意味は
Wikipediaにはこう書かれています。

「人間が快楽を求め苦痛を避けること」
「生理学的・心理学的な必要を満たそうとすること」

人は辛いことを避けて、
気持ちいことをする生き物ってことですね^^

冒頭に上げた女性の場合は

高いカロリー・糖質の接種(太る行為)

食欲を満たす

を天秤にかけた場合

食欲を満たすことが快楽で
太る行為(痩せたい)という気持ちよりも
好きなモノを食べることのほうが優先なのです。

太るという苦痛よりも
好きなモノを食べられないことのほうが苦痛なのです。

このように人は苦痛を避け
快楽を追うのです。

そして、その苦痛と快楽は
人によって異なるということなんですね。

先日ユーチューブで
何年か前に放送されたとんねるずの食べず嫌いを見ました。

香川真司と小栗旬との対決だったのですが
小栗旬がこんなことを言っていました。

「僕は夜炭水化物は取らないんですよ。直ぐ太っちゃう体質で・・・」

コレはなにを意味しているかというと
小栗旬にとっては

炭水化物を摂取して得られる快楽(美味しい・満腹など)
よりも
炭水化物を摂取して太る苦痛の方が強いということです。

つまり
炭水化物を摂取して美味しい・満腹と言った快楽よりも
炭水化物を摂取しないでスタイルをキープするほうが快楽として大きいということです。

同じ炭水化物を取るということでも
人それぞれによって感じ方が異なるのですね。

もちろんどちらが正解というのもありません。
個人の自由ですので^^

で、なぜエステのお客さんと対峙するときに
この快楽原則が有効かというと

エステに来るお客さんは
「ワガママ」だからなのです。

冒頭に紹介した女性を例にご説明します。

おそらく16:30くらいの食事だったので
間食だと思われます。

明らかにカロリー過多、
炭水化物の過剰摂取による肥満だと思います。

 

仮に彼女のような方がエステ客だったとします。

このような方は
食べたいという快楽と痩せたいという快楽が拮抗しているのですが
僅差で食べたいという快楽が勝手しまうのです。

だからお金を出して痩せようとするのです。

言ってみればそのような方を救うのが
エステサロンの役割とも言えます。

※もちろん美を追求し仕上げで利用する方もいますが。

ですので、
カウンセリングの時にその方の「快楽」と「痛み」を
徹底的にヒアリングします。

そして「痛み」から開放されるためには
当店のエステに通うことが最善だと思ってもらえれば
ご契約に至るということです。

具体的な事例は控えますが
痩身エステに来るお客さまは
太っていることが「苦痛」なのです。

その辺りの苦痛をご自身で語っていただき
いかに今の現状が苦痛なのかを再確認していただき

エステティシャンが快楽(痩せた状況)をイメージさせることができれば
お客様はお得意様になってっくれます。

 

ということで
冒頭には電車内の女性を例に出し
大変失礼ではあったのですが、、、

ぜひお客様に
「痛み」から開放させてあげ
「快楽」を与えてあげてください。

では、また来週です!