ご利益あり?大船観音に15年の時間を越え参拝【エステ|コネNews232】

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こんにちは。
株式会社コネクションズの古屋亮です。
大船観音ってご存じですか?

大船駅(神奈川県鎌倉市)から歩いて数分のところにある
白くて大きく美しい観音様のことです。
※全長約25mの巨大白衣観音像

場所はココ

鎌倉市民でなくても
東海道線を利用する方などにはおなじみですよね。

所用で大船に行ったんですが
ふと「観音様を見に行きたいな~」
と思い、用事がすんだ帰りに寄ってみました。

おそらく15年ぶりくらいだと思います。

平日で霧雨だったということもあり
とても空いていたので、写真を撮りまくっちゃいました(笑)

ということで
大船観音参拝レポートしちゃいますね。

 

この坂が大船観音の入り口です。
登り終えると入り口が見えてきます。

 

とてもシンプルでこじんまりとした門です。

 

入館料の300円を支払うと
こちらのパンフレットを頂きました。

霧雨の中でそびえ立つ観音様も神聖な雰囲気でしたが
このパンフレットのように青空もいいですね。

 

 

15年前には完全にスルーしていたと思うんですが
戦没慰霊碑がありました。

戦争は日本全国であったわけで
鎌倉市ももちろん戦死者が多くいたんですよね。

鎌倉空襲というアメリカ軍による
無差別爆撃が鎌倉でもあったそうです。。。

 

階段の向こうに観音様の顔が見えてきました!

 

階段を登り切ると
観音様がいました。

おそらく15年ぶりのご対面
観音様、ご無沙汰です(^^)!

 

横顔もキレイですね。
鼻筋がスッとして通ってますね。

如来や菩薩は性別を超越した存在である為
観音様は女性でも男性でもないと言われています。

確かに中性的で
男でも女でもない感じです。

背中に回り、観音様の中に入ると、
鑑賞できるものがいくつかありました。

 

こんな小さな菩薩像が並べられていたり、

 

昔の観音様の写真が紹介されていたり、

 

こんなものがあったり。

 

そしてもう一度外に出て斜め左からのショット。

下へ降りて行くと、
子宝地蔵尊がありました。

赤ちゃんみたいな衣装を着ているので
とてもわかり易かったです(笑)

 

その隣には延命地蔵尊。

 

子宝に恵まれ、長生きするというのは
昔から多くの方が望む願望なんですね。


調べてみてわかったんですが、
大船観音は「原爆」に対して強い思い入れがあるようです。

こちらは原爆の火について説明している石碑です。

 

原爆が投下され終戦時の残り火を、
山本達雄という人がカイロに移し星野村の自宅に持ち帰り
仏壇に灯したそうです。

そして、囲炉裏や火鉢に移し、
23年間家族とともに秘かに守り続けたとのこと。

星野村役場前に建立された「平和の塔」に移され、
その分火された火が大船観音寺の「原爆の火の塔」として
今でも灯されているってことのようです。

原爆による記憶を忘れない、平和を望む気持ちの強さが
その火を消さずに後世に残そうと思う原動力になったんでしょうね。

 

こちらがその火です。

 

こちらは被爆40周年の時に作られた、平和記念碑。

そこには「核兵器もない、戦争もない、平和な世界を」と
刻印されています。

 

これは戦没者慰霊碑。


こんな感じで、大船観音を参拝してきました。

大船観音は原爆の火の塔や平和記念碑、戦没者慰霊碑など
第二次世界大戦による戦争を契機とした
平和祈願をしている寺という印象を強く受けました。

同じ場所でも、年齢を重ねてからまた訪れると
感じ方も違うし新発見もありますね。

 

ということで、坂を下って大船駅へ。

 

大船観音に行ったことがない方は
是非、一度行ってみたらどうでしょうか。

ご利益があるかもしれませんよ~笑