LINEのグループ機能は
仲間と情報を共有するのに
とても便利な機能ですよね。
でも、
LINEグループってリーダーや管理者にとってはメリットでも
リーダーではないメンバーや管理される側にとっては
とても嫌なものなんですよね。。。
意外にこのことを理解されていない方って
多いですよ。
デメリット1:休日のスタッフにまでLINEが届いてしまう
現場で働くスタッフは
休みのときには仕事のことは忘れて
思いっきり休日を楽しみたい!
っていう人が大半です。
これは別にエステサロンのスタッフさんに限らず
一般のサラリーマンでもそうです。
休日出勤のサラリーマンが
どうしても休みの同僚に電話するときなんかは
お休みのところ、ごめんね。
みたいな感じで、
休日の相手に仕事を持ち込むことに関して
とても罪悪感を感じるものです。
これは逆に言えば
自分がされたら嫌だからってことの
裏返しでもあります。
土日は昼から飲んでることもありますしね(笑)
このようにグループラインは休みのスタッフにも届くので
休日モードで仕事のことを忘れてリフレッシュ中の
エステスタッフさんに、気を使わせてしまうんですよね。
デメリット2:コメントをしなくてはならないという圧力がある
職場で届いたLINEには
何かコメントをしないと印象が悪いのではないか?
というプレッシャーがかかります。
例えば、Aさんがお客様にクレームを受け
その謝罪をグループLINEにコメントしたとします。
Aさん:
すみません、私のミスでお客様に御迷惑をかけてしまい
お店にも迷惑をかけてしまいました。
社長、皆さん、すみません。
これを見た他のスタッフは
まず、コメントに困ります。
Aさんが仮に店長だったとすると
その他のスタッフさんは
下手なコメントが出来ません。
でも、何もコメントしないとなると
店長が謝ってるのにスルーしちゃうのも悪いし
無関心な人間だと思われちゃうかもしれないし。。。
そんなことを思っていると
あるスタッフがこんなコメントをしてきます。
Bさん(副店長):
私のサポートが足りなかったことにも原因があります。
申し訳ありません。
Cさん(チーフ):
私も意識が低かったです。申し訳ありません。
Dさん(新人):
申し訳ありません。
副店長の謝罪をきっかけに
スタッフが続々と謝罪のコメントを続けます。
新人は内容もよくわからないけど
みんな謝ってるからとりあえず謝っとくか、、、
みたいなコメントです。
二つのデメリットを上げてみましたが
LINEのグループは
スタッフさんにとっては本当に面倒くさい機能です。
ほとんど雇われた経験がないオーナーさんや
従業員時代にめちゃくちゃ意識が高かったオーナーは
スタッフも常にお店のことを考えいる
と過度の期待をしている場合があります。
従業員時代には
「オンとオフの切り替えは大切!」
っていう考え方だった方も
自分がオーナーになると
その頃の従業員マインドを忘れてしまうかたも
非常に多いものです。
先日、電通の新入社員が
過労死認定されて話題になっていますね。
この方のTwitterをさらっと目を通してみましたが
本当に残業が多かったみたいで
3時とか5時とかに帰宅することを
愚痴るツイートが散見されました。
エステサロンの場合は現場での接客・施術がメインなので
事務仕事、制作業務のようなエンドレスな業務は有りません。
とは言っても
人と接することが長い仕事なので
とても疲れる仕事だと思います。
グループラインも使い方によっては
とても便利だと思います。
ものは使いようです。
良かれと思って行っているお店でのルールやツールが
スタッフさんの負担になっていないかを
考えてみてもいいかもしれませんね。