横浜から新橋へ向かうJR京浜東北線での出来事。
電車内で先輩男性社員(20代後半)に席を譲ってもらえず、
立ちねしている後輩女性社員(20代前半)。。。
チョットしたカルチャーショックを受けてしまいました。
実は今スマホで電車に乗りながら書いています。
女性社員は話しの内容からすると
一年目って感じです。
電車内に1つ席が空き、
先輩男性が急いでその席に座りました。
そしてすぐに後輩女性社員が先輩男性社員の前に立ち、
- 三連休何処か行くんですか?
- ●●さん、お疲れなんで温泉なんていいんじゃないですか?
と爽やかトークを投げかけていました。
すると先輩男性は、
素っ気ないリアクション。
後輩女性社員が
「私、ボーナス出たので温泉に行こうと思ってるんですよ。
明日から行くんです。楽しみです。」
と楽しそうに話をするも、
「あっそう」、と超冷たいリアクション。
その後は先輩は眠りに入り、
後輩はつり革につかまりながら立ち寝。
しばらくすると先輩の隣が空き、
隣の人が立ち上がった振動で先輩は一瞬目を覚ましました。
すると、、、
先輩は空いた席に移り、
後輩が座れるようにアイコンタクト。
やるじゃん先輩!
心の中でそう叫ぶと、すぐさま先輩は眠りに就きました。
本当に疲れてるんだろうなぁ。
そして今日(7月18日現在)を乗り切ればお楽しみの三連休が待っています。
男性はスーツ姿で爽やかな白いシャツを着こなしていました。
女性は黒のタイトスカートに白いブラウス。
結構いいとこのサラリーマンかもしれません。
しばらくすると後輩女性社員の前に
70代くらいの男性がつり革につかまりました。
するとすぐさま、、、
後輩女性社員:
「どうぞお座りください。」
70代くらいの男性:
「えっ、じゃあ、せっかくだから(^^)」
とご老人は嬉しそうに席に座りました。
仕事で疲れてるんだから
「あなたも疲れてるようだから、座ってて頂いて結構ですよ。
お気遣いありがとうございます。」
位の事言ってジェントルに断れよ~
なんてまた心のなかで叫んでしまいました(汗)
後輩女性社員はまた立ち寝を開始。
先輩はお疲れで熟睡し、後輩とは下車駅が異なったようで、
後輩は先輩を起こすことなく一瞥し、品川駅で下車。
なんて子だ!
また心のなかで叫んでしまいまし^^;
最近の若い子は・・・
なんて年取るという人が言いますが
半分座りかけたおしりに
おしりをぶつけてきて「あら失礼!」
と言いながら席を取ることに命がけのおばさまなんかと比べると
信じられないくらくらい出来た女性です。
もちろんおばさまのほとんどが
命がけで座席を狙っているわけではありませんが^^
男性の先輩が女性の後輩に接していた時に
私は正直違和感を感じました。自分だったら席がひとつしか空いていなかったら
後輩の女性社員に座ってもらうよう促すな・・・と。多分、僕らアラフォーの年代だと
先輩後輩関係なく、
男が女に席を譲る、っていう暗黙のルールが有ると思います。
最終的に男が座ったとしても
まずは第一声で「座りなよ」くらいは言うと思います。
でも先輩男性は何も言わずに
一目散にひとつ空いた席に座り
当然の如く振舞っていました。
でもよく考えると
この先輩男性は間違っていないとも考えられます。
なぜなら年上の先輩だからです。
フェミニストで有名な●●●子先生に聞けば
「こんな場面で後輩女性に席を座れせるのは女性蔑視の象徴です!」
なんてことを言うような気がします。
はたまた
おっちゃん世代の人に聞けば
「女の子に先に座らせてやりなよ、それが男ってもんだろ~」
なんて言うような気もします。
この2人が勤めている会社は
もしかしたら男女関係なく立場が上のほうが
このような場面では先に席に座る文化なのかもしれません。
自分の中では当たり前の感覚も
他の人からすると真逆の感覚っていうことに
気付かされた電車内での出来事でした。
年代、地域、性別、職歴、学歴、家族構成、勤務先、などなど
人それぞれ背景や歴史が全員異なります。
だからこそ、人とのかかわり合いの中では
自分の価値観は押し付けないほうが得策ですね。
こういう発見があるから
電車内での人間ウォッチングはやめられませんね^^
逆を言えば自分の普段の振る舞いは
周りの他人や、仕事仲間、など
様々な人に見られているってことですね。
オーナーさんはお店のスタッフさんから
特にじっくりとウォッチされているはずですよ。
お気をつけ下さいませ^^