先日、スポーツクラブ内でエステサロンを開業している
エステ店長さんと、スポーツクラブの方と、
三人でお話をする機会がありました。
話の主な内容は
「どうやって売上を上げるか?」
って話です。
売上が思うよに上がっていなかったため
現状把握や今後の対策などを協議しました。
3人で色々と話してたんですが
エステ店長さんがこんな事を発言しました。
お客様には次回の予約を促したり
コース契約や化粧品を勧めたりしません。私がお客さんの立場だとすると
エステシャンから無理な営業をされるのが
とても嫌だからです。それと、
「あそこに行くと物を売りつけられる、契約を迫られる」
というような悪い噂が立つのも怖いですし。ですので
お試し施術(キャンペーンなど)で来られたお客様には
施術をして、そのまま帰っていただきます。
確かにこのように思っていて
このような対応をされるエステシャンのかたは
結構多いです。
僕もサロン店長さんに色々とアドバイスや意見を
言わせていただいたのですが
それは割愛するとして、、、
スポーツクラブ担当の方が
秀逸な事を言ってくれたので
ご紹介します。
もしかしたら化粧品を提案したら
「よい化粧品を教えてくれてありがとう。」
と言ってくれる人がいるかもしれません。お客さんに提案をしないと
コースや化粧品が知られる事がありません。例えば〇〇(悪者として知名度のある有名人)。
彼に対して悪いイメージを持っている人は
とても多いと思います。でも、
仮に悪いイメージも持たれるような人だとしても
世間に認知されないよりは良いのではないでしょうか?お笑い芸人の〇〇も
抱かれたくない芸人など不名誉なタイトルで
常に上位ランキングしてます。でも、裏を返せば認知度がある証拠で、
一方で好意を持っている人もいるはずです。もちろんお客さんに
化粧品やコースメニューを紹介したら
「セールスしてきた」と不快に思う人もいるでしょう。悪口をいう人もいるかもしれません。
でも、お店が話題に上がるだけでも
宣伝になりよいとも考えられます。悪口を聞いた人は自分がお店に直接行ってみて
「丁寧に私に会う化粧品とメニューを提案してくれた」
と好感を持ってくれるかもしれません。全てのお客様には好かれることはできませんし
全員に完璧な対応は不可能ですので、
クレームを恐れずに提案してみてはいかがでしょうか?
この話を受け
サロン店長さんは安心したようです。
クレームを極端に怖がらなくてもよいんだ。
今までは自分でお客さんに壁を作っていたんだ。
そのように感じことと思います。
全てのお客さんに好かれる
エステサロン、エステシャンはいません。
嫌われる事を恐れずに「お客様の為」に
最大限の提案をすることが
大切なのではないでしょうか?
そんな事を再認識した
クラブ担当者さんのアドバイスでした。
まさに嫌われる勇気ですね!